脱税してそうだな、という場合、税務署は税務調査に入ります。これは任意です。税務署としては守秘義務があって、検察に告発したほうがよさそうなことでも、そこで知り得たことはよそに（それが検察でも）洩らせません。
ところが調査に協力しないと・拒否すると査察を行います。国税犯則取締法ってのがあって、意図的に税を払うことを逃れてる、ということが濃い場合には犯罪捜査に準ずる方法で調査し、その結果に基づいて検査官に告発し、公訴提起を求めることができます。
今回のラノベだかルべシベだかオシャマンベだかわかんないけどともかくなにかを書いて収入を得た人の場合、告発ということになってるので意図的に収入を隠して税を逃れて、強制調査を受けたものと思われます。あとでちゃんと払ったらゆるしたれよ、という問題ではないのです。作家というのも税を負担する市民だからです。
作家だから犯罪をゆるしたれよ、というのは作家を人間扱いしてないのと同じですよ。おれ、ラノベってしらないから、ラノベってのを書く人が人間どうか知らないけど。