一時間ほど前のこと。
終電間際の小田急線、某駅で停車中。満員電車の中、同じ車両で50人くらい間に挟んだ向こうで、小田急曰く「お客ささま同士のトラブル」発生。身動きが取れず、現場を見ることはかなわないので音声で推測。
たぶん若い兄ちゃんが、この駅で降りた、呂律には影響が出ていない程度に酔っ払ったおっちゃんに因縁をつけられたらしい。おっちゃんは車両のすぐ外から「降りてきなさい話をしよう」と主張しているようだ。兄ちゃんはおそらく無視しているのだが、電車は扉を開けたまま発車する気配はなく、「お客様同士のトラブルで停車中」というアナウンスを繰り返す。駅員も駆けつけておっちゃんを諭しているようだが、埒が明かないようだ。
おそらく1,2分経過して、当事者以外の乗客が騒ぎ出した。どうやら大勢はおっちゃんの一方的な言いがかりだと認定しているようで、曰く「さっさとドア閉めて発車しろ」「うるせえ」「まとめて降りてしまえ」等々。
一番興味深かったのは、女性の声で「もう、何でドア閉めないのよ、小田急線!」という怒声。自分なら「小田急」という会社に対して怒ると思うのだが、この声は「小田急線」という路線に対して怒っているように取れた。
その後、おっちゃんは車両から引き離されたようで、ほどなく発車した。