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展覧会のことを語る

没後100年 五姓田義松 -最後の天才-@神奈川県立歴史博物館
・江戸の終わりに10才で英国人画家に入門。第1回内国勧業博覧会の洋画部門で鳳紋賞を受賞し、渡仏、日本人初のサロン・ド・パリ入選作家となった日本洋画のパイオニアにして、明治期最高の洋画家。でありながら、今、その業績は忘れ去られ、日曜美術館で「忘れられた天才」と言われた五姓田義松の展覧会。
・神奈川県立歴史博物館は、神奈川縁の画家として、長年彼の業績、資料の蒐集に勤めてきたそうです。実は五姓田義松は二回目。今回は日曜美術館で取り上げられたこともあり、会場は盛況でした。学芸員さんも感無量、なれど番組では五姓田義松のよさがまだ伝えきれていない(あんな解説もこんな解説も大幅カットされたと悔やんでいらっしゃいました)そうです。だから本も書いたので読んでね!だって。
・展示は鉛筆画、水彩画、自画像、油彩画、そして家族というテーマ。私は大量のスケッチ、練習、自画像に懐かしく切ない思いがしました。「忘れ去られた」というストーリーなしでも、10代で洋画という新しい世界に飛び込み、画業に打込んだ、その時の希望とか胸の高鳴りとか、そういうものが感じられるようで、悲劇の天才ということではなく感動しました。

8日(日)までです!