id:quadratus
小説の終わり方のことを語る

だが、わたしにははっきり言えない。わたしの語るのはまったく根拠を欠いたことであり、多くの昔風の帆船の水夫部屋—若者たちが海という神秘的なものについて、その神秘のいくらかを学ぶ暗い塩水だらけの場所—で語られるとおりの話を語るにすぎない。
(W.H.ホジスン 「廃船の謎」)