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カーネーションのことを語る

今朝のカーネーション、泣いた。泣いた。泣いた。
ぼろぼろと涙を流しながら「糸子、糸子」と糸子の体をなでるお母ちゃんに泣いた。
涙を流しながら、ケーキをくるっとひっくり返して、「ひしゃげとるけど味はわからん」というおばあちゃんに泣いた。
2人の、親としてのやりきれなさが画面に凄く出てた。
このドラマの凄いところは、誰一人悪い人がいないところだ。そして全ての人に、ちゃんとこれまでにたどってきた物語と、考えがある。そう言う当たり前のことが尊重されていることだ。ドラマの都合で悪役になる人なんて一人もいない。そう見える。
それと、麻生祐未は、素敵な女優さんなんですね。

神戸のおばあちゃんをみて「守ってあげないといけない存在になったんだ」と糸子が言うとき、私は、幼い頃、朝ドラを見て、私たちを保育園に送り届けてくれていた(そして自分はそのまま仕事に行く)祖母のことを思い出して泣いていた。