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アイルランドという国・島のシャムロックさのことを語る

旅行する際のtips。

・エアリンガス機内では、飲食物は別料金です。CAさんは期待にたがわず全身みどりです。

・何回聞き返しても言葉が聞き取れないことに絶望しないようにしましょう。きっと彼らは英語ではなくゲール語を話しているのです。ちなみに、鉄道のアナウンスはゲール語が先で英語は二番目です。

・電化製品、シャワーの電源が入らなくても絶望しないようにしましょう。主な対処法としては下記の通りです。

 テレビ→PHILIPS等の分厚いブラウン管であることが多いですが、主電源・リモコンで電源を押したあと、リモコンで何か別のボタンを押すと、映るようになります。

 ケトル→どこにもランプがなくて確認できなくても、電源が入っている場合があります。コンセントの傍にくっついているスイッチがONであることを確認し、シューシュー言い出すまで気長に待ちましょう。鉄の棒がむき出しになっているタイプでもおそるるなかれ。彼らはおそらくン十年これを使っていても問題ないと感じているのです。

 シャワー→シューシュー言っていないと暖かくならない機種の場合があります。水を出して気長に待ちましょう。シャワーを切るときも、スイッチを押したらすぐに切れると期待しないほうがよい場合があります。気長に待ちましょう。

・水道の蛇口は、大抵お湯が右で水が左です。右をだしっぱにしていると熱湯が手を直撃するので気をつけること。

・ダブリンの市内バスには路線図がありません。(いやほんと。バスターミナルや本屋で詳しい地図を探したが、ルート番号を大雑把に記したものしかなかった)管理している人はどうやって把握しているのか、もしくはおそらく妖精さんがふしぎなちからで管理しているに違いないと思うのですが、City centreまでのルート番号・バス停等、宿や地元の人に確認しておくようにしましょう。
また、地球の歩き方に書いてあるように、おつりは出ません。お札も使えません。

・Day tourのバス運転手さんは、ガイドを兼ねることが多いです(もちろん、バスガイドさんが別に同乗しているツアーバスも見かけました)。彼らがヘッドセット、あるいはハンドマイク(!)で語りに語りながらでこぼこした田舎道を80~100kmほどのスピードで走っていても、絶望しないようにしましょう。

彼らの繰り出す冗談を聞き取れなくてアウェー感ありまくりでも心配ありません。外を見れば常に美しい景色が広がり、飽きることがないからです(いやでも、さすがに後半になると飽きてきたか)。

置いていかれることがないように、集合時間は何回でも聞き返して確認しておきましょう。ちなみに、彼らが「5分間」といった場合、たいていの場合15~20分間程度のことを指すようです。トイレにダッシュする必要はありません。

爆走中に彼らがいきなり歌いだしても絶望する必要はありません。一人旅だろうが「日本の歌を歌え」と強要されるだけです。

・この時期の旅行者はイタリア人=スペイン人≧ドイツ人・フランス人・北米人>>その他ヨーロッパ人>>>中国人(ファミリー)・日本人(単身もしくは中高年夫婦)>>中南米人・韓国人という程度の割合のようです。パブやバス社内で平たい顔族が自分ひとりということはザラにあります。ラテン男子をじっくり観察できるよい機会なので、たくさん目の保養にするとよいでしょう。

皆観光客感まるだしで、カメラをぶらさげガイドブックや地図を広げて歩いています。よく日本人が海外旅行で気をつけろといわれていることは、あまりここでは気にする必要はないようですが、まああくまで自己責任で。

また、イタリア人男子グループの小学生男子ぶりは、生暖かくスルーしましょう。

中国の方から道端で「你好」と声をかけられたら、さわやかに「対不起、我是日本人」と答えましょう。

・治安は本当に海外かと思うほど良好です。ホテルの窓が全開であっても、寛容な心で受け入れましょう。自分の部屋の窓が開いていたら閉めておいたほうがよいかもしれません。

夜は10時頃まで明るく、日本的な感覚で遅い時間でもパブには子供連れが多く見られます。日本の酒場のイメージとは違い、この国ではパブというのは子どもを含めて食事や音楽を楽しむ場のようです。ミュージシャンに子どもが絡んでいてもほほえましく見守りましょう。

・楽器を相棒として、各地を渡り歩いているミュージシャンが多数います。彼らがステキだからといって、ついていきたくなる気持ちはわかるのですが、多分それは妖精さんが仕掛けたいたずらなので、ギネスでも飲んで忘れましょう。(あ、わたしはギネスよりサイダーのほうが好きでした)

・雨具と厚めの上着は必須です。街中で傘を差さずフードを引っかぶって土砂降りの中立ち尽くしている人がいたりしますが、彼らとは感覚が違うので、まねする必要はありません。

・「lovely!」と老若男女が連発しますが、あまり深い意味はありません。「いいね!」とか軽い相槌に近いようです。

・旅行終盤になると日本に帰りたくなくなる気持ちでいっぱいになりますが、それは多分妖精さんの(ry