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いま読んでる本のことを語る

ジュンパ・ラヒリ「低地」
http://www.shinchosha.co.jp/book/590110/

「こんな思いを洩らしたことは、あとにも先にもなかった。その声に情愛がこもっていた。切羽詰まっていた。」p45

英語圏の小説にはたまにありますが、このお話も会話文にカッコがつけられていません。それが正解! といえる不思議な文体です。魅了されています。