id:Mmc
いま読んでる本のことを語る

「長岡出身で博文館を創業した大橋佐平という人がいちばん初めに古本屋を開いて成功したのですが、当時、いちばん大きい店でした。」

東京堂を暖簾分けするくらいだから、いちばん大きい店はそうだろうけれど、「いちばん初めに」はどうだろうか?
鹿島茂氏の『神田神保町書肆街考』を読んでいるけど、博文館は古書店というより最初は出版社、創業は明治20年6月。冨山房は土佐藩出身者が明治19年3月創業。有斐閣は忍藩(埼玉県行田市)出身者が明治10年創業。ナカニシヤ(前掲書では中西屋書店)は岩村藩(岐阜県山県市)出身者が明治14年9月開業だからどれも博文館より早いな。
なお鹿島茂氏の前掲書に詳しいが、神保町の出版社はほとんどが最初は古書店として出発し、のち新刊書店、古書店、出版社と分岐していった経緯がある。

http://toyokeizai.net/articles/-/205960
半藤一利「明治維新150周年、何がめでたい」
「賊軍地域」出身作家が祝賀ムードにモノ申す