/×××の絶望感は異常

おかずが完成して炊飯器を開けたら、米と水が入っていたときの絶望感は異常。

渾身のネタ（もちろんハイクのね）をスルーされた時の絶望感は異常

横断歩道で信号待ち中に、これから乗るつもりだったバスが目の前を横切っていったときの絶望感は異常。

車をバックしてる時にガリッっていったときの絶望感は異常。

今いる店の割引券を持っているのに、家に忘れたと気付いた時の絶望感は異常。

ダンナを車で送って、自宅に着いたときに、
自宅のドアはダンナが閉めてて、
自分の鍵は閉まったドアの向こうだと気付いた時の絶望感は異常。

トイレットペーパーを引っ張ったら残り一周だったときの絶望感は異常。

親友に誘われて行ったイベントがマルチ・イベントだったときの絶望感、
……は、それほどでもないけれど、
イベント後、
必死にマルチではないと否定している親友の表情を見たときの絶望感は異常。

階段でコケて、とっさに手すりに伸ばした手がスカッと空を切ったときの絶望感は異常。

年末やGW前にパソコンが壊れたときの絶望感は異常

カレーができたのにご飯炊くの忘れていて、しかも米びつを覗いたら空っぽだった真夜中の絶望感は異常。

受験に落ちた時の絶望感は異常

コインロッカーに鍵さしこんでも開かなかったときの絶望感は異常

高速道路のサービスエリアで、
自分が乗ってたバスに出発されてた時の絶望感は異常(実話)

　高校生クイズにもう参加出来ないと気付いた時の絶望感は異常。
　甲子園の兄ちゃん達が皆年下になったと気付いた時の絶望感は異常。
そしてもはやそのことに絶望を感じなくなったと気付いた時の何ともいえぬ心持ち……