/もう若くはないと感じるとき

職場でプフーと息を吐くが、それがいつの頃からか、ため息ではなく、息切れという必要に迫られたものになっていることに気付いた時。

翌日のことを考えて全力で遊べないとき。
疲れが残るんだよな。

三連休も自重かも。

テクニックが追いつかなくても色気でお客がつくんならそれでもええやん、
お金には違いないんだから。
　
てな経営感覚（？）を自覚したとき。

怪談や心霊写真がこれっぽっちも怖くなくなった
代わりに「怖いのは生きてる人間だ」と思うようになった

好きな芸能人が結婚しても大してショックを受けない
どころか｢彼もそろそろ落ち着けばいいのに｣などと
近所のお節介おばさんのような気持ちになる

ホークス新監督が秋山・・・あの秋山が監督か・・・

勢いで服を着こなせなくなって素材や仕立ての悪さが目立ってしまう。
しっくりくるものを買おうとするとやたら高くつく。

夜中にピザの広告を見えないところに片付けるのが
「食べたくなるから」ではなく
「見ただけで胸焼けするから」
という理由になったことに気付いたとき

字が細かいという理由で読まないとき。
視力だけの問題ではなく、漫画の細かい書き込みなどをどうしても読みたいという情熱がない。

銀行のキャッシュディスペンサーの画面を押しても、
反応してくれないとき。

昔はそんなにハンドクリームとか塗らなかったよな・・・とか思うとき。

家族旅行行く前に、帰ってきてから大変だよな・・・とか考える時。

同年齢のプロ野球選手がベテランと呼ばれたとき。

あと10歳若かったらこういう服着るのになー
と心の中で呟くと同時に引き算し、
もとい、あと20歳若かったら…
と訂正せねばならんとき

駅で高校生の集団を見て
「こいつら全員平成生まれか」とか考えちゃうとき

小さい頃から知ってる、近所の子が声変わりしてたとき。

親世代が、入院したり歳をとったのを感じるとき。

頭の中で思ったように走れないことに気づいたとき。
　
もっと走れると思ってたよ。

子供のほうが、携帯を使いこなしてるのがわかったとき。

ちょっと夜更かしした翌日、一日ぐったりして使い物にならなかったとき。