窓際に そっと寄り添う 桜の木
お前の知りし 人はもうなく
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Tips:プロレスラーは、ヒンズースクワットといって、最終的には三千回やってもらいます。最初は五十回で結構です。
短歌のことを語る
短歌のことを語る
「あ」と書いて「い」と書いたあと続けてよ石を並べてもハートにはなる
短歌のことを語る
過ちは天気予報のせいにしてマシュマロから落つ針に刺さるる
短歌のことを語る
水ぬるむ蛇口の向こうに野菜カゴたまねぎたちがキスをしている
短歌のことを語る
六畳のあかりはなにを照らしたる人のうちにぞ光ありけり
短歌のことを語る
月だけが壁を越えゆく地にありて闇にも届けよ春の樹のこえ
短歌のことを語る
月白み 光灯りし 朝霞み
棚引く雲は また昇りゆく
短歌のことを語る
夕闇の 下に沈みし 日の光
そこに光るは 宵の明星
短歌のことを語る
「好き」といふかわりに「猫」といふをんな黒のとくりの背のあたたかき
短歌のことを語る
渡せどもまだ明けやらぬ河をゆく故はなくとも人は在りけり
短歌のことを語る
まだ遠い 夏の兆しの 来ぬ春よ
桜咲く間に 月が流るる
短歌のことを語る
近づきてなおまだ遠いやわらかな春を呼びたし口笛を吹く
短歌のことを語る
空高く泣くも嘆くもうつくしきコロラチュラのころがるを聴け
短歌のことを語る
まどろみを破るひばりは電子音イミテーションの意味をおしえて
短歌のことを語る
縫い閉じたはずのやさしき胸と胸 どこかで裂ける音がした夜
短歌のことを語る
残された本の谷間に耳伏せばことりことりときみの胸啼く
短歌のことを語る
埋まらない胸のポケット手にあまる花を摘んでも本を積んでも
短歌のことを語る
あのころは大きければよかったの ぞうさんぞうさん あっち向いてホイ
短歌のことを語る
どうもありがとうございます^^
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磐石が哀しくもあり春風に浮き沈みするちょうちょちょうちょ