セクシーな躯体持ちたるプラタナス満艦飾に棘の鈴懸け
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Tips:スクワットは、回数を急に増やすと膝を痛める。調子を見ながら少しずつやってみよう。
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柊の鋸歯を揺らす風を早やフユフユと聴く閑公園
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朝凪や生(な)るべくして生る結晶の待ち人となり灘を眺むる
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散り初めしきんいろの蝶掻き分けてロングブーツはきみを待つなり
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君の手でメートル四方はラボラトリー空の色さえ更新してゆく
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真っ直ぐに身を横たえし白葱の絹一枚剥ぎ冬立ちぬ
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靴擦れた足で抜け出づ保護者会なほ歩きなむ秋を探しに
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陽をあびる蚕のような単純さ黙読のこえひびく独り居
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アケビ色纏えば秋に身を引かれ繋がったまんまで飯炊く女
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アケビ色透かして気付くセーターの袖のほころび君を失し日に
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顔中にコーヒーの湯気あてて待つ今日とあなたと洗濯機のおと
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ドングリの転がる道を匍匐せよニセモノの金貨昇る夜には
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擂(す)り鉢に円く安寧描きながら身捨ててぶつかる風を聴いてる
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幻想に酔いつ迷いつ後にせり南京おばけで溢るる地下街
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石塔に身体預けて風見ればもみじと同じマーブルを描く
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半分を置き忘れたよな月の宵どちらが昨日でどちらが明日か
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捉まえて我を貫くヘッドフォンなみをとなみをとなみだのをと
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うめぼしと塩っぱい今日をお茶漬けで掻き込んでしまう技覚えたり
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ミーと呼ぶ輪のまんなかで眠る猫名を忘れそうだと笑う四十路