銀婚の春に迎えしまな板は葱を刻めばアフリカの音
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短歌のことを語る
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善き人の涙声ききドーナツを齧るあしたは何の日だったか
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題:ヴァレンタインデー(みそひともじ駄文)
あの月をさかずきにして君と交互に飲みたしホットチョコレイト
黒々とした闇うけて耀く月のみほして恋じゃないという
義理チョコだもの媚薬はいれてないから安心してとほくそえむ
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十年のときを隔てたひとからのあんたもそやろにいまだ戸惑ひ
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雪月花なんとすればいいのだろきみに変換することばを
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題:恋文(みそひともじ駄文)
恋文を出し忘れて幾日もかばんのなかにあるのはわざとなの
昔たくさんもらったよねとつぶやいてメール消すめんどくさいのに
好きとかかないあなたが好きだったから真似してたらただの友達
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月の夜きみに抱かるる半身は愛憎の愛だけがあるはず(ラスボス)
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三日月に飾られしそのあしにぬかづきて吾くちづけぬ千夜でも
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靴下に微笑む月はアラビアの爆風にひきちぎられてか半身で
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題:あすふぁると(みそひともじ駄文)
くれるなら油田をちょうだい愛なんていらない黒くて重いもの
文明のはじまりからあるアスファルト瀝青というをきみ知らず
闇空の青あしもとの黒そうほう支えるわたしは紺青(こんじょう)
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ちょ、
あはは、すごいのキタ!
あー、でもこれ、たんなるBLじゃなくて今時流行のパラノーマルラブロマンスですねv
この系統は受けそうなので(世界的に興業実績もあるので)、実は狙っているのでした☆
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満月に歌をうなりたくなるわれはオオカミの遠吠えに似たり
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ずっとあいたかったと囁かれながら見るつき蜂蜜色をして
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黄金の月みちてあしもと照らすともわれを連れ去ることもなし
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そんなにいい子でなくていいからそのままでいいからおまへのままでいいから (小島ゆかり)
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「寒いね」と話しかければ「寒いね」と答える人のいるあたたかさ (俵万智)
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待つ人はつねに来る人より多くこの街にまた聖夜ちかづく(小島ゆかり)
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八月の 真っ赤に燃える 夕暮れに 何を思うの 七日目の蝉
夏とは短くて儚いもの。
それでも必死に生きる蝉が好きです。
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春嵐五障の雲を吹き飛ばし真如の月をのぞみうるかな
吹き晴らし、だと綺麗だけど大人しすぎる