すわしんじ
お話しするにはログインしてください。
子供の頃、やたらと怖かったもののことを語る
子供の頃、やたらと怖かったもののことを語る
蔵。
悪さをすると叩き込まれた。
土で出来た分厚い扉の中には木で出来た厚くて重い引き戸。
土蔵は声も響かず、しんと真っ暗でそれはそれは怖い場所であった。
テレビで、悪さをして押入に入れられる子供を見て、灯りも漏れるひとの気配もする、やもすればテレビの音さえ聞こえる…そんな場所のどこが怖いんじゃい!と思っていた幼少の私。
ところで、昨日話していたんだけど、現代において本当の真っ暗闇ってなかなか見つからないね。
子供の頃、やたらと怖かったもののことを語る
子供の頃、やたらと怖かったもののことを語る
子供の頃、やたらと怖かったもののことを語る
ヘチマやカボチャの蔓。
あの先端のくるんくるん巻いた部分がなぜか無性に恐ろしかった。
子供の頃、やたらと怖かったもののことを語る
祖母の家にあった、古びた赤ん坊の人形。
ピンクの毛糸のロンパースを着ていて、顔がおばさんのようで。「オニ赤ちゃん」と呼んでた。
子供の頃、やたらと怖かったもののことを語る
子供の頃、やたらと怖かったもののことを語る
子供の頃、やたらと怖かったもののことを語る
大正製薬のマーク。
ブルドッグソースのマーク。
子供の頃、やたらと怖かったもののことを語る
津波。
「まんが日本昔ばなし」に「みちびき地蔵」という津波の話があって、家にあった昔話のテープの中でそのテープがいちばん怖かった。亡くなる人が死の前日挨拶に来ると言われている地蔵に、ある晩数え切れないほどの人が訪れるのを見た親子が翌日津波で村が飲み込まれるのを見るという話だった。津波が来るときのダーンドーンダダダダダダダダというピアノのBGMが忘れられない。
子供の頃、やたらと怖かったもののことを語る
小学校の通学路に落ちていた謎の骨。
何故か特定のエリアによく落ちていて、そのあたりを通過するときには、自然発生的に決められたおまじないをしないと呪われるといわれていた。
あとになって、生ゴミに混じっていた豚骨や鶏ガラをカラスか何かが散らかしたものだったことがわかるのだが、小学生の間ではヒトの骨ということになっていた。
子供の頃、やたらと怖かったもののことを語る
子供の頃、やたらと怖かったもののことを語る
おろしがね
子供の頃、やたらと怖かったもののことを語る
宇宙が無限に広がっているという事について考える度に怖かった。
そもそも「無限」という概念そのものが怖かった。
子供の頃、やたらと怖かったもののことを語る
母のベッドに置いてあった、黒いニポポ人形
人形の名前は後に「オホーツクに消ゆ」で知ったけど、その頃はもう怖くなかった
子供の頃、やたらと怖かったもののことを語る
犬とか猫とか。
嫌いなんじゃなくて、普通に怖かった。
多分同居してたおばあちゃんが動物怖いひとで、見かけると「怖いよー」って言われていたので洗脳されたのかと。
おばあちゃん…虫はなんでも素手でつかめるのに…。どうしてこうなった。
小6くらいでやっと猫にさわれるようになった途端、猫アレルギー発覚…。
中学のとき出会ったスムースのダックスに心奪われ、その動物嫌いのおばあちゃんがくれた高校入学祝10万円をはたいてわんこを飼ったのでした♪
おばあちゃんごめんね。しかもおばあちゃんはわんこを飼った3ヶ月後に亡くなりました…。
子供の頃、やたらと怖かったもののことを語る
恙虫(ツツガムシ)
実在するツツガムシ(ダニの一種)の画像を貼ろうと思ったけど、
昼間から貼るような代物じゃなかったので自粛した。
子供の頃、やたらと怖かったもののことを語る
死(と、その文字)
元々は幼なじみと遊んでたら
「人間は何に向かっている?」
とクイズをだしてきて
その答が「死」だった小一に始まる
(私の答は覚えてないけどくだらなかった気がする)
夜眠れなくなって暗闇のなか布団をかぶって震えていたり
なぜか私の本棚に入ってた親の本「死の艦隊」(マゼランのはなし)の背表紙の死という文字をみたくなくて逆にしていたら親に直されたり(理由はいえなかったがだから自分の本棚があるんだからそこにしまえよ小学生の本棚に入れるな)
子供の頃、やたらと怖かったもののことを語る
子供の頃、やたらと怖かったもののことを語る
朝顔にいる青虫のオレンジ色の角。とにかく怖かった(;_;)