お話しするにはログインしてください。

|

Tips:書きやすい書き方が、読みやすい文章になるというものではない。時には読む側の目になって自分の書き物を見直してみよう。
id:usaurara
短歌のことを語る

まず白梅スイセン辛夷ゆきやなぎ 自転車に乗る前にだけゆく

id:usaurara
短歌のことを語る


カッターの腹をなぞりゆく風や
海まで残り数百メートル

id:usaurara
短歌のことを語る

犬になり舗道を照らすたんぽぽのルクスたしかめる3時

id:usaurara
短歌のことを語る

通勤の猫は困らむ花の塵おあずけ食うほど積る恋かな

id:usaurara
短歌のことを語る

それぞれの話花咲く輪のなかで紅枝垂れは四拍子を振る

id:usaurara
短歌のことを語る

母待ちの玩具となりしうす紅のゴミと箒とアスファルト

id:usaurara
短歌のことを語る

領空を視るつわぶきのパラボラに花はおりたつ身体ひとつ

id:usaurara
短歌のことを語る


石垣に横たわるはな人垣の仰ぎみる花駅はすぐそこ

id:usaurara
短歌のことを語る

椿みて返す踵のうしろからぽたり鳥堕つおとのせり

id:florentine
短歌のことを語る

知らずともと繰り返し知ることが何かはあらむと嘯いてみる

id:florentine
短歌のことを語る

西行になるわけでなし吉野の花を知らずとも春は美し

id:florentine
短歌のことを語る

桜さく波羅密の教え知らずともゴーウエストと言うは易し

id:usaurara
短歌のことを語る

ろうそくのようにアスパラ直立す持て余したり日曜の午後

id:usaurara
短歌のことを語る

真ん中に穴があるものごえんだま今日のパスタとあなたとわたしと

id:usaurara
短歌のことを語る

コットンのシャツが欲しいと思ったの梅とさくらとマリメッコで

id:usaurara
短歌のことを語る

戒名を忘れるほどには遠くなりここにゆりの花があった

id:usaurara
短歌のことを語る

花陰のめじろぞろぞろそれぞれの「なう」を呟く彼岸前

id:usaurara
短歌のことを語る

師のシワに三年ぶんのありがとう草食理系メガネ男子

id:usaurara
短歌のことを語る

八朔の明るさを透かし見てきみはなにを食べてるメールこらえる

id:usaurara
短歌のことを語る

まえまわりうけみなんての学ぶべきひとはロールキャベツくんだけw