/オバハン部

美容室の若い男性スタッフ相手に「あなた色がとっても白いですね、肌がきれいでうらやましいわ」と称賛が口をついて出てしまった。だって本当に美肌だったのよ…

日頃はオバハン部よりオビワン部に所属のわたくしですが、今年の春のトレンドはショートパンツに薄手の黒いストッキングのようで、デートっぽい若い子がのきなみ履いてるのを見て「葬儀用のストッキングっぽいやつ」と思った私は間違いなくオバハン部であった。

女子力向上活動
常に意識を持たんとアカン！と、モニターの下に小さな鏡を置いて、自分がどんな顔をして話しているのか意識しよう！と思ったわけですよ。
結果は惨憺たるもので、ああもっと意識を持たねば…と反省しきり。

そこまではよかったんだけどね、鏡に映る自分に白髪を見つけ、モニターの陰に隠れるように抜いてしまったとこで、オバハン部に転落。

食べかけのお煎餅の袋。
いくら可愛いクリップで留めても、オバハン部と認めざるを得ず。

満だ数えだなんて言ってんのは若い証拠よ。
既に自分の年齢があやうくなってる、オバハン部。
あれ？今度で18（大嘘）だっけ？19（激しく嘘）だっけ？ってなもんですわ。

こんなこと言ってんのは自分だけかと思ったら、同じ年の友人二人が同じことを言ってて、ああオバハン部。

あら、四十肩で手が後ろに回らないなんて、それはまだオバハン部の入口でしかないのよ。私なんかとっくの昔にその山は越えてしまったわ。
四十肩もホッとフラッシュも越えてしまえば、そこにはバアサン部という名の洋々たる大海原が待ち受けているのよ。
では、無事にたどり着かれるのをお待ちしてるわね。

オバハン部員の皆様、御機嫌よう。加齢は順調かしら？
ワタクシ、今日、仕事中に腰がぴしっといいまして、左手でとんとんしようとしたら、四十肩で左手が後に回らなくて、着実にステップアップしている自分を実感いたしましたの。ステキね。

ファッショントレンドにおけるウエストラインの上昇が期待に反して遅く悲しみに暮れています。
捨てずにとってある、ジャストウエスト位置で使うベルトがその位置でサイズ的に使えなくなる前に、戻ってこいっ、深い股上…！
けど実際問題90年代初めの映画とかのジーンズ姿がもっさり見えて仕方ないので、まだその時期ではないんでしょうねえ。
そして何年も着てるセーター、縮んでるわけでもないようなのに、年々丈が足りなく感じ、背中やおなか周りに感じる頼りなさが上昇しています。
あ、買い換えたほうがいいですか。

ユニクロでムーミンのパジャマ買ったことも内緒にしていたのに、近所の商店街で買ったフリースパジャマを広げてみたら…
なんじゃこれかわいいはずかしいよ～。

おばちゃまね、冬場にアイスを食べる気がしなくなっちゃったの。

（ ´-｀）。o 0（…恭司師匠（57歳）はジーンズの下には何もはいていらっしゃらないのかしら…ノーパンとかそういう意味ではなく…）

横文字の名前の芸能人は区別がつきません。

ボーナスの使い道は、冬物コートでもブランドバッグでもなく、エステでも旅行でもなく、タブレットでもPCでもゲームソフトでもなく、美味しいご飯でもスイーツでもなく、とにかく！この凝り固まった体をほぐすべく、マッサージを受けたいのです！
スマホでサロンを簡単予約♡
マッサージサロンだけどな！

オバハン、イルミネーション見てきたの。
きらきらきれいでねぇ、うきうきしたの。
きっと臨死体験ってこんなふうね。
それで、思ったの。
イケメンがもたらすときめきは生への執着なのだわ。
でも、イルミネーションがもたらすものは、この世ならぬ世への憧れなのね。
だから、オバハンもイルミネーション見に行っていいのよ。

化粧水を見て「ノーモアさっぱり」と思う季節です。

「レギンス」っていう言葉がどーしても出てこなくて「今日モモヒキはいてるんだ」って言いました

意を決して足を運んだDoCLASSEは、50〜60代女性でいっぱいでした。40代からのファッション通販で、モデルさんも40代くらいなのに。
で、はたと気がついたのです。
オバハンは自分より10〜20才下がターゲットのお洋服屋さんに行ってしまうものではないのかと。
我が身を振り返って、そうだそうだそうに違いない、今まで場所塞ぎしてごめんなさい、あのお店。無駄に声かけさせてごめんなさい、店員さん。「見ているだけです。」なんて言われようもんなら「それがよろしいかと存じます。」って言いたかったよね、ぐっと堪えたよね。
と、謝罪の意を込めて、ブーツを買って来ました。履きやすい。満足。

矯正とカットが終了しまして、これから帰ります。

私の通う美容室はシャンプールームがシアターになっていて、いつもなにかがかかってる。
今日のこれはなんだろうなぁ？と見ていたらE.T.だった。

私、これ見たことがないんですよ～と言ったら、二十年とかすっごい昔のらしいですよ～と、シャンプーしてくれた嬢ちゃんが。

いえ、嬢ちゃんや。
たぶん三十年くらいは…と思ったけど言えなかった。

接客業、もう素濃さ言葉の使い方を覚えましょう。

リストの「宗像さん」を見ながら、「宗像さんちゃあコーチよねぇ？」と、いくつか下の同僚に言ったら「？？？」という反応。

急いで同じ年の同僚のところへ行き「宗像さんちゃあコーチだよねぇ？」と言ったら「うん！」と言われて安心したのでした。

宗像さんちゃあ、コーチですよねぇ？

洗ったばかりのカバーと干したばかりの布団が、おばあちゃんの布団のかほりになってしまうけど、そんなこと言ってられないのである。