/子供の頃、やたらと怖かったもの

開けたら爆発するんじゃないかと

ウイークエンダー

古い絵画。
というか、おばあちゃんの家にあったモナリザの絵。
金のものものしい額縁に入っていて、それがトイレに入ると目が合うベストスポットに飾ってあったから怖かった。
ヨーロッパのメジャーな絵画(確実に目が合う)×ぼっとん式トイレ×蝿取りロール×しょぼい豆電球の絶妙なハーモニーで完璧な心霊スポットだった。
従姉妹一同にも大不評で、モナリザは引っ越しの時に無断で捨てられ、おばあちゃんはプリプリ怒っていた。

こんばんはでございます。
わたくしも、こどものころあれは別のこわいせかいのはなしだと思っていました。
すこし大きくなって中学生になって、「鍛えられた肉体を使った演劇」とせつめいされて「ショーのために血をながす。そんなおしごとがあるのか」と、自分のせかいもこわくなってきました。

連続洗車機

父いわく、洗車機に入ると、ぼくは「タコゲルゲ！タコゲルゲ！」と泣きわめいていたらしい。

参考：タコゲルゲとは

着ぐるみのキャラクターや戦隊ヒーロー。

「後楽園でボクと握手！」ってなイベントに連れてかれて、ヒーローに抱っこされた時にギャン泣きしたらしい。
私は覚えてないんだけど、ある程度の年齢になるまでなんとなく苦手意識があったのは確か。

首狩り族

博物館で展示を見て、怖くてうなされた。

ピエロ

小学生の頃まで祖母と同じ部屋に寝ていたくらいおじぃちゃんおばぁちゃんっ子なんですが、
じぃちゃんが早朝仕事に出かけていくのが怖かった。
何日か泊まって仕事してくるので。
「帰ってこなかったらどうしよう」といつもどきどきしていた。
同じ理由で、お父さんが出張に行く朝も嫌だった。
　
あと「大切な人が死んだらどうしよう」からはいまだに抜け出せない。

今より子どもの時の方が死を恐れてたなー。
お化けと違って確実に存在するもので
最も身近にある異世界だった。しかも帰ってこれないし。
夜、ベッドの中で死ぬとどうなるか想像していたら恐ろしくなって大泣きし
母上が飛んできたことも。
「今からそんな先のこと心配してどうするの」って呆れられましたが(苦笑)。
今じゃ自分が死ぬ日が来るなんて全く想像も出来ませんがね(それも問題)。

放課後の理科室

小学校の薄暗いトイレで水場を見回すと、鏡にも水栓にも……ひぃぃぃぃ……。

伝記漫画。
何でかなぁ。死んだ人の話だから？
ホラー漫画のように怯えてました。
正直今でも少し怖い(笑)

汲み取り式のトイレ。
うちは水洗だったけど（強調）、近所にはまだ汲み取り式の家庭もあってバキュームカーもしょっちゅう見かけた。
あのトイレに落ちちゃいそう…って汲み取りの友達の家に行く度足がすくんだ…。

地蔵

理科室前に展示してあった、ホルマリン漬けのオオサンショウウオ。
両生類ってどことなく哺乳類っぽいんですよ…

腹話術の人形

甲高い声と空虚な目

高橋葉介のまんが（シリアスバージョン）

この宇宙人。ただでさえ気持ち悪いのに身長が３ｍとかってもう。
小学校の図書室で出会った衝撃を今も忘れません。

（いまでもそうだけど）歯医者で予定外の治療をされること。
小学生の頃、学校からもらってきたここの歯を治してくださいの紙にはC1くらいの虫歯だったのに、永久歯が生えてきているのに乳歯ががっつり生えているから乳歯を抜きます、と言われ紙には歯を抜くなんて書いてない！とごねて親まで呼ばれて結局抜いた。
でもそのお陰で永久歯が変な風に生えずに綺麗に生えました。
先生ありがとう（でも怖かった）