金曜日は帰れないことが確定している
他の日もあやしい
月末は運動会があるよ、と言ったら
その日はなんとか休めるようにするけど、そのためにはその前にギッチリ工程詰めなきゃ…だそうです
ホントはしっかり病院に行って欲しい
お話しするにはログインしてください。
金曜日は帰れないことが確定している
他の日もあやしい
月末は運動会があるよ、と言ったら
その日はなんとか休めるようにするけど、そのためにはその前にギッチリ工程詰めなきゃ…だそうです
ホントはしっかり病院に行って欲しい
「『彼女と一線を越えてしまった』っていう増田あったでしょう。超えちゃいけない一線ってなんだと思う?」
「覚せい剤キメて三回捕まったんだな」
岡村ちゃんが物事の基準になっている。
「寝ないの?」
「ちょっと待って、ぶーしゃかLOOP観たら寝るから」
すっかり岡村ファン。
ハイクで見かけた岡村靖幸にはまってゲラゲラ笑いながら動画見まくってる。
「心にもないことを言ったね?」
「心にないことは口から出ないんだろう?」
「心にもないこと言ってるじゃん」
「そうとも!人は心にもないことを言うんだ!これでわかったか!」
「喧嘩中の暴言は売り言葉に買い言葉で本心ではない」に対して
「日ごろ思っているから出たんだ、本心だ」と常日頃妻に言われている。
「あのね今日ね古いキーワード発掘して投稿したらねそれが伸びたの」
「ふうん、よかったね」
「なんで『そんなのどうでもいい』って言わないの?」
「言ったって仕方がないだろう」
とてもやさしい相槌だったのに。
「人を呪わば 穴二つ 嫌いな奴が 二人で落ちる 大勝利!!」
どうした何があった。
もちおのfacebookタイムラインを眺めていた知らない人ばかり出てくる。
「この人だれ」
「この人は・・・」
何人目かではてこ登場。
「この人もちおの奥さん?」
「そう」
「どんな人?」
「俺のfacebook見て、いちいち誰か聞いてくるような人」
「支配的な人なの?」
「愛情なんだよ。俺にぞっこんなんだよ」
「ほんとに?」
「そうとも!俺にぞっこんだから聞いてくるんだ!」←得意そう
「そうなんだ。知らなかった」
「俺もなかなかやるだろう」
「そうだね」
そうなのか?
どう返していいかよくわからないコメントを頻繁に妻に寄越す知人について。
「それ、電子無能なんじゃないの?会ったことないんでしょう」
「顔見たことあるよ」
「それは影武者だ」
そうだったのか・・・。
瞳に光がなく真っ黒なすばらしい魚顔のもちお写真が撮れたのでハイクに載せたいが、ダメだって。
「ヨガの先生、今度ベルリンへ行くんだって。何しに行くんですか?って聞いたら」
「赤い雨を降らせに行くんだ」
「え」
「ベルリンの赤い雨。ブロッケン」
「なにそれ」
キン肉マンの話だった。
「いきなり魚釣ってきたドラマ、あれ面白かったな。危うくあれをやるところだった」
冬のソナタで逃避行中のミニョンがユジンに朝っぱら魚を釣って笑顔でよこした話をしている。
「なんでこんなときによそんちの台所で朝から魚を捌かせられなきゃならないんだよ。釣ってきたならおまえが捌けよ」
と妻がとても怒っていたのを覚えていた。
「さっきからなに文句ばっかり言ってるの!」
「おまえの言い方が悪いからだろ!」
「違います。疲れて具合が悪いからはてこに当たってるんです」
「違うっつってんだろ!言い方だよ、言い方!」
「はてこがふつうに喋ってる間もぐずぐず言うからはてこが怒るんじゃない」
「ああん?俺はふつうに喋ってんだろうが」
「じゃあてめえと同じように喋ってやろうじゃねえか。さっきからがたがたうるせえっつってんだよ」
「なにその言い方!!」
「なんか寒い。体温計取って」
「やっぱり風邪ひいてるんじゃん」
「うん、そうだった。やさしくして」
もちおは免疫が落ちると因縁力が上がる。
海釣りに行って、泣きたくなるくらいでかい魚を釣って、二匹も持って帰ってきて、妻に怒られた。
いま動画見て捌き方を調べてる。捌いたあとどこにどうやって保管するつもりだ。
「なんでもかんでもはいはい引き受けてくるんじゃありません」
「はい。もう寝ます」
「歯磨きした?」
「してない」
「歯磨きして寝て!」
「断れないから引き受けます」
「あ?」
「あーあ、また余計な仕事引き受けちゃったよ」
寝る前に薬飲むとか歯磨きとか部屋の片付けとかお金の計算とかは妻へのサービスだと思っている
「コンタクトレンズにカメラが仕込めるようになったんだって。もちお、読んだ?」
「ああ、読んだ、読んだ。」
「一般人がああいうものを持てる時代になったから、007は反動でアナログへ行ったのかな」
「そうかもしれない」※スカイフォール
「『007はな、世界の危機を救うために戦うんだよ』ってパパ言ってたけど、そういうのはもうやらないのかな」
「その辺はアベンジャーズがやってる」
世代交代であったか。
はてこ父はもちおのような優れた人物を自分の友人に紹介できることが誇らしい様子。
「はてこが何と言おうと俺は行くよ。親父さんの面子がかかってるからね」
「行くなって言ってないでしょ」
「なんて言ったんだっけ」
「『奥さんがムカつく』」
「ああ・・・それは気を付けるよ」
「気をつけていってね」
「い!け!親父の面子まーもるっためー!」←アンパンマンマーチ
「はい?」
「僕の屍を食べなよー?」←アンパンマン
大丈夫でしょうか。
妻が朝から一度もベッドから出ていない日でも
前触れなくおかずが何品も並んでいる日でも
もちおは態度が変わらない仕様です。
病み上がりでぐだぐだな妻。
「ああ、お茶が飲みたい」
「もちおが淹れてやろう」
「ダメです。自分でやらないと自分の世話ができない暮らしになります」
「そげか」
「ああ、でもベッドから出たくない。他人からの頼まれごとなら出来るのに」
「じゃあもちおにお茶を淹れなさい」
「わたし身内から命令されるの大嫌い」
「そうか。じゃあ、もとのすけ!ちょっとこっちへ来い!」
「え」
「あ、初めまして。僕もとのすけです。あのー、すいませんが、僕にお茶を淹れてもらえないでしょうか?いいですか?淹れてもらえます?ほんとすいません!」
「もちおー、お茶淹れたよー」
「ありがと。さっき、もとのすけ来た?」
もちおともっちゃんは顔見知りだからダメだったらしい。