蕎麦屋で一切れ一漱石クラスの高級珍味を一口ずつ数種類お土産にもらい、ほくほく持って帰った。
家で一人酒を飲みながら大事に食べていたが、娘を大声で呼びつけ
「おまえ、これ食べろ」とにこりともせずに言う。
見ると半口ずつ残してある。「味を覚えておいたほうがいい」
帰り際急いでいたので忘れていたら、袋に入れて持たせてくれた。
「不良が掃除してると善人に見える法則」が発動して、「パパはやさしいいい人だ!」と思えて仕方がない。
お話しするにはログインしてください。
父のことを語る
父のことを語る
父がね、一昨日の旅行中にすっ転んで手足を負傷しましてね・・・
昨日足を引きずって帰ってきたんですよ。
で今日、お姉ちゃんに連れられて病院へ。
幸い骨には異常は無く、痛み止めと化のう止めの飲み薬と塗り薬を処方していただいたんだけど
塗り薬がお姉ちゃんが飼ってるカメの甲羅が化膿した時に
動物病院で処方された塗り薬と一緒だったという面白いオチがつきました。
父がカメと同等なのか、カメが人間と同等なのか・・・
面白い世の中だなぁ~(´ω` )
父のことを語る
行きつけの蕎麦屋の親父がぼやくのを聞いている。
「息子も結婚する気があるのかないのか・・・」
「最近のやつらは結婚するのが遅いよな」
「そうなんですよ」
あー。まあねえ。
「私たちの若いころは、女の子のことしか考えてませんでしたけどねえ」
「そうだよなあ」
そうだったんだ。
「しかもね、酒を飲まないんですよ」
「そう!飲めるのに飲まないんだよ」
それはよくない?
「それに酔っても殴り合ったり喧嘩したりしないんですよ!」
「そうだよな。俺なんかどれだけ中洲で喧嘩買ったかわからない」
それもよくない??
「不気味だよな」
「何考えてるかわかりませんよ」
ええっと。
父のことを語る
暇さえあればBSで映画を観ているが、途中でどんどんチャンネルを変える。
「これ、なんていう映画?」
「『大いなる休暇』。俺、まえに観た」
ちょっと面白そうなので家事の手を休めて観ていた。
「最後、郵便局の女と結婚する(・∀・)ニヤニヤ」
「どうしてそんなネタバレするの?!」
父のことを語る
イヤホンをしてipadでyoutubeを見ながらひとりでぴょこぴょこ首を振っている。
父の乱暴狼藉を涙ながらに話す妹に妹の夫は
「お義父さんはそんなことをしていたら晩年寂しい最期を迎えることになるよ」
と言ったが、妹は即座に
「いや、あの人は私たち兄弟姉妹に囲まれて手厚く介護されながら惜しまれて死ぬと思う。絶対」
と答えた。わたしもそう思う。世の中に公平などない。かわいいは正義である。
父のことを語る
婿が麻雀で負け続けていることを知った。
「いっぺん俺が入って徹底的に巻き上げてやろうかな」
何のために?!
父のことを語る
いよいよバイト更新せず完全リタイア予定の父上。
本当は犬もいいなーと思っていることが
言葉の端々からどんどん漏れているのですが
妻子からは完全スルーされております(哀)。
・・・でも犬が嫌いだからじゃないのよ、
好きなのは大型犬だからなの(無理)。
父のことを語る
[雨男の山男]
入梅したのは父が尾瀬に行ってるせいだと思う
父のことを語る
「こないだ知り合った女の子に日本酒送った?」
「女の子一人で一升瓶はなんだから、四号瓶を二本送った」
一方わたしはまだサラリーマンにメールを送っていない。やはり父の方が数段上手である。
※銘柄も聞きましたが、わたくしに日本酒の銘柄というのは馬の耳に念仏なのでございます。
父のことを語る
ダイバー友だちのかわいこちゃんからLINEで連絡が来るようになったため、フリップ入力を練習中。
父のことを語る
きっと人にはみな寿命がある。
この車に乗ることをわたしは自分で選んだのだから、待ちうける運命を受け入れよう。
と諸行無常の精神で静かに助手席に乗っている。
急加速急発進速度超過をモットーとする父であった。
父のことを語る
今日から一週間実家で留守番をして祖父と父の食事を中心に家事をする。
口の奢った父が鶏レバーの生姜蜂蜜煮をおかわりしており、してやったり感で満たされている。
クックック・・・前回豚コマとも知らないでトン汁をおかわりして食べているときも同様の満足を味わった。
父のことを語る
わたしが寿司屋のカウンター席で右隣に座ったサラリーマンと話し込み、facebook idを教わっている間に
父は左隣に座った旅行中の女性二人組に日本酒を送る約束をして、住所を教えてもらっていた。
1.わたしの知らない人好きは父の遺伝である
2.知らないと人知り合う力は父の方が数段上手である
父のことを語る
最近、夜鳴きをするようになったうちの犬。
父が、「年のせいでボケてきたかなぁ。じいさんになっちまって…」と犬に言うので
「中型犬の14歳は、人間でいくと74歳らしいよ」と言ったら押し黙った、父72歳。
父のことを語る
透析の通院日の今日先週と同じく
「そろそろ介護タクシーが迎えにくるから玄関に移動しようね」
と母が声をかけた直後鳴った電話にでた瞬間
父がなぜか消してたテレビを大音量でつけたため母と大喧嘩し「ばかやろう」と怒鳴る
介護タクシー会社の社長さんがみずから珍しくいらして
「おはようございますご無沙汰しております」
と挨拶してくださったのにむすっとして返事もせずまた母を怒らす
父のことを語る
誕生会もたけなわですが
主賓のくせに留守番させている
ウチの猫が気になるようで
早く帰ろうと言っております。
その愛が本猫に伝わっていないのが気の毒ですが。
父のことを語る
退院後3泊を覚悟していたのだけど順調に復活して1泊で追い出されることになった(シナリオ通り…!)
この1年で細かい字を読めなくなってしまったので毎年読み返す憲法はわたしが音読してきた。
来年もこれをジイサマに読んでさしあげたいものだわ。
父のことを語る
母からまた電話が。
単純にパスポートとお財布すられただけだと思ったら、パスポート再発行してたら帰りの飛行機が間に合わなかったらしく…。
とりあえず妹だけ先に帰し、父&母の追加航空券30万だって((;゜Д゜)
なにそれ。そのお金で私も行けたじゃん…。
っていうか父だけ残せよって思ったけど、初海外旅行の父がめそめそしたらしく、母も残ることにしたらしい…。
わんこがいなくなり、やっと行けた海外旅行。
30万あればわんこの病院代1年分は余裕で払えたね…。
あーばか。ほんとばか。
父のことを語る
ダンス終わったら留守電が。今父&妹とギリシャに行ってる母から。
母「さっきね、お父さんが地下鉄で…」
って深刻な声で始まったので、刺された!?殺された!?って覚悟したら、パスポートとお財布すられたって…(´-ω-`)
パスポートは再発行したけど、カードを止めて!って電話でした。
たったこれだけの情報で止めれるの?って思ったけど、生年月日と住所と電話番号でなんとかなるのね。
やっぱりアメリカよりヨーロッパ怖い…って思うのは、私もイギリスでお財布すられたことあるから…。
あのときはアメリカに住んでたので、アメリカで作ったクレジットをイギリスで無くして英語力を試されました。
シカゴでもNYでも対策しなくても全然平気だったから、油断してたあの頃。
父のことを語る
孫にまいにち走り込みをやらされて「俺はこれで倒れて死ぬ」と言っている。
ゴッドファーザーファンとして、庭に菜園を作ってそこで走るべきだと思う。