南風(はえ)渡る上りホームのくちびるは南高梅のあかるさをして
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短歌のことを語る
短歌のことを語る
望月の靄あかあかと包まれてある足とめて手で振りはらう
短歌のことを語る
茜さすきみにつたえるコトノハを綴る筆にはインテル入ってる
短歌のことを語る
内海に浮かべています沈むまで羽根のように軽いことばを
短歌のことを語る
たこ足のバランスなどに拘るのはおかしいですかしつこいですか
短歌のことを語る
縫い閉じた窓より入る角ばった言葉ミルクの渦に呑まれよ
短歌のことを語る
乳製品乳酸菌飲料(殺菌)それより水をいただけますか
短歌のことを語る
きみの答えが聞きたくて背に生えた虹はどこに届ければいいか
短歌のことを語る
残少の発情ドロップ鳴っている懐中の缶三十一文字
短歌のことを語る
新緑を這いのぼり来る御神楽の音と音とを渡るうぐいす
短歌のことを語る
繋がりはただ一列に並ぶこと健やかに病めるわたしもあなたも
短歌のことを語る
持ち重るをとめの髪の束さきを手籠めてみたしかめりあの芯
短歌のことを語る
短冊の「謹呈 訳者」に慄きつ捲る手存外勇ましく
短歌のことを語る
短歌のことを語る
旅に出てカラスが啼けば思い出す山のフールス恐怖症など
短歌のことを語る
星空をひとつ残らずあなたにあげるそんな歌だけくれたあのひと
短歌のことを語る
花連れて風の届けゆく先を知らぬことこそ花かと思ひぬ
短歌のことを語る
短歌のことを語る
あらたまのごはん忘れちゃったワと今日も元気なわたしはサザエ
(お題:あらたまの)
短歌のことを語る
この地球(ほし)で見るひとの数だけ空がある同床異夢をことばで繋ぐ