現在(いま)あれはこいびと繋ぎというらしい空欄のまま保存したのに
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短歌のことを語る
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さんずいをプールしている二肺も穴の開いたとおもうこのごろ
短歌のことを語る
放たれて振り返りみれば真ん中に居るはずだった君がいない(アンタレス)
短歌のことを語る
茶碗虫どこかに潜んでいることも途中で忘れる玉子スキー
短歌のことを語る
気に入りの手帳ひとつが見つからぬこの現代というものに生く
短歌のことを語る
白蓮のその白練の花弁ならとりこぼしなどしないだろうか
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美しきひとが嫌いと言ったから。アイスランドポピーのオレンジ
短歌のことを語る
「そのうち」の来ぬまま飲めぬ身となりぬ水屋に眠る錫の杯
短歌のことを語る
地雷です笑って言えるところまでちいさくしないとゴミにもだせない
短歌のことを語る
露涼し照度の足りぬ現実に音無くひらけ墨田の花火
短歌のことを語る
ぬばたまのGを見ぬこと久しけり昨夜の夢のいといまめかし
(実話)
短歌のことを語る
「たらちねの母」が見つからないのですモノクロ写真に遡っても
短歌のことを語る
茸(きのこ)筍(たけのこ)岡本かの子あのこどこのこはてなのこ
そろそろやけくそですw
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無い袖を振ってその気になっている羽さえはえてる角さえもはえる
短歌のことを語る
ぴかぴかのスーツは歩く子つばめのぎこちなさを内ポケットに持ち
短歌のことを語る
紫陽花を多情と誹る潔白にトムと一緒にペンキ塗りたい
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病めるとき健やかなるときごくたまにフリーズしそうなときにも伴に
短歌のことを語る
蝸牛(ででむし)やどんな理路があるのだろうブロック目地の曲がり角には
短歌のことを語る
かろやかでつよくやさしい(お財布に)そんな傘はないのよ夫(つま)よ
短歌のことを語る
梅雨空に乾かぬ単衣干されをり青糸蜻蛉の背筋ただしき