/インターネットが普及していない頃は何をしていましたか

自分だけの電話を引いて、帰宅して留守電が入っていたときのトキメキ（とその後の失望）は、電子メールを使い始めた頃のそれとちょっと近かったですよね。
大概は故郷の家族からでした。一応当時のマイクロカセットは何本か録音されたメッセージもそのままに残ってるんだけど、聴くと心で泣くかもしれないな。
あいや、いま一瞬、ここはハイクだというのを忘れそうでしたけれども。

ダイヤルＱ２も思い出してあげて。

漫画にアニメに本　本　本　本！！
ＢＧＭはＦＭかＡＭをイヤホンで片耳ずっと聞いていました

ラジオを聴きながら長電話してたよ。

・図書館、本屋、レンタルCD・ビデオショップ、長居できるファストフードショップに最低週週二。
・地下鉄の出口を間違えるか、出口は合っていても歩き出す方向を間違える。
・旅行の宿泊先の選定は旅行会社のお姉さんの情報頼り。
・とにかく下調べなんて今ほどしつこくやってなかった。当日のお楽しみという楽しみを捨ててしまったのね・・・。

ファックス
猫や家のことを描いては送りっこしていました

本読んで絵を描いて映画を観てDVDを観てカラオケにいってドライブして手紙を書いて長電話してたよ。
うわああああああああ！

雑誌の文通欄で知り合った子と好きなアニメや音楽について語り合ったり、
十代向けの新聞にイラストを投稿したり、
好きなアーティスト情報を得るためにひたすら立ち読みしたり…

この辺はネットのない時代ならではだったんだなあと思う。

しりとり

空気吸うだけ

交換日記。

またハイカーの年齢層が高いともろバレになる様なキーワードが大学にズルズルと残りながら芝居に関わるふりをしていました。

ポケベル

調べ物は大学生時代はバイト先と図書館へ行っていた。社会人になっても調べたいことがあると図書館にいっていたなあ。わからないことがあって、直接役所に問い合わせたこともある。なにかを理解するにしてもインターネットに触れるようになるまえはいまよりそれなりに時間がかかっていた。そういう意味ではインターネットってとてもありがたい。
ただその分、速度が速くなったっていうか、くだらないことでも「理解しなければならない」「処理しなければならない」意識が強くなったっていうか、なんかこうなにかに追われてる気がしないでもない。

91年F1ブラジルGPの最後の10周くらいのあいだはP氏と電話の向こうとこっちで「セナーーっ」って声を殺して叫んでいました。
いまならハイクで実況よね。

地元で運営されてた草の根BBSによく出入りしてたよ。OFF会で日本橋電気街とか巡ってました。
あとはパソコンゲームかな。光栄の歴史SLGと洋物のRPGをよくやってました。

長電話。電話ボックスで1時間、2時間も友人や恋人と話してた。いったい何を話してたのか、もう忘れてたけど、楽しかったな。
あと手紙。毎回便箋5〜6枚分くらい書いて、ぱんぱんになった無印良品の封筒を持って、郵便局へ行って切手貼って出してた。
その頃の郵便物って、ある意味、人生と世界の全てを変えるくらい力を持った嬉しいものだったんですよ。

深夜ラジオと音楽と漫画と本。ネット始めてから本と漫画読まなくなったなぁ。

ブラジル音楽情報の探し方がわからずトライアンドエラーを繰り返していました。
今はほんっとに便利ね…YouTubeのおすすめも精度高いしさぁ...

大戦略、三国志、ウイニングポスト