『散歩のとき何か食べたくなって』池波正太郎
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今日読んだ本のことを語る
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ちいさいおうち。
子どもの頃、このディズニー版が家にあったが処分してしまった
今日業務に入った利用者様が図書室で偶然選んできたので読みきかせした
何度もなんども読むうちに喉は枯れるはいろんな気持ちがないまぜになって
感情移入しすぎたかもしれない
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東野圭吾「殺人の門」
白夜行みたいに暗くて長い話なんだけど、やめられなくなって最後まで一気に読んでしまった。
5時間連続読書なんて久々だー
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『服を買うなら、捨てなさい』
もう仰る通りなんですけど……「けど」「でも」じゃない!
なんとなく思ってたことが良しとされていて、少しホッとしました。さて、捨てるかね
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絲山秋子「不愉快な本の続編」(2011)
読まないうちに文庫になったので、ぱらぱらめくってみたら読みやすいのなんの。
短篇集「ニート」最終話の変態話「愛なんかいらねー」の主人公の続編。「不愉快な本」は直接的にはそれだけどなんかいろいろなものをさしていて解釈はいろいろありそう。「愛なんかいらねー」ではひどい変態だったけど変態はそのままそれを秘めているので元の話を読んで吐き気を催していたも軽快に読めるかなあ。富山近代美術館も出てきます!
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さだまさし「かすていら 僕と親父の一番長い日」(小学館、2012年、かきおろし231ページ)
帯に自伝的実名小説とある。父と、父と自分や家族や仲間たちとのお話。
映画「長江」は父親が撮ろうと言い出して自分が借金したのだということははじめの方でさらっとだけ。
週刊ポストのインタビュー。(この記事当時読んでるな。)
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『パパは楽しい躁うつ病』北杜夫、斎藤由香、新潮文庫
躁病が4年に一度に、そしてうつ病期間のほうだけが残る、というのは
父がまさにそうだなあと思っていたら「72や90でも躁病が再発することがある」
とあって冷や汗。そして、「チョジュツギョウ」が嫌で由香さんが泣いたり、
躁病時の株の売買とか、自分の家と似たエピソードが多くて爆笑・苦笑。
うちは「コッカコウムイン」と言われて「大学の先生じゃなかったのか?」と疑問に思い、
躁状態のときにフランスに電話して(通常は国内っていうかとにかく電話自体がキライ)、
シャンベルタンを1ダース個人輸入して冬のボーナス1回が飛んだりした。
しかし、親子の生活が楽しげなだけに、文庫版に際して寄稿された「父との最後の散歩」での
医療過誤による北杜夫の死とその誤魔化しが悲しい。
リアルタイムでこの件は誌上で読んでいたけれど、やっぱり悲しいのだ。
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石井桃子 『ノンちゃん雲に乗る』
25年ぶり再読。美しい国、日本。
もの静かで頼もしい両親、賢い犬、やさしいご近所さん。
朝はおみおつけとご飯ではじまる。布団を上げ、顔を洗っておかあさんにご挨拶。
この世界にあんなに憧れていたのにわたしはこんな大人になってしまった。ああ。
また「兄が出来のいい妹にやりたい放題なのは当たり前」
という結論に今では疑問を覚えるようになってしまった。
ノンちゃん感じる理不尽さは当然のものなのに誰もフォローしない。
うそつき呼ばわりしたり乱暴したりしたことは謝っていいところじゃないのか。
なんでもできる賢い少女…[全文を見る]
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文芸書じゃないけど。
学研まんが大人のひみつシリーズ「からだのひみつ」
(小学生向けの)学研まんがひみつシリーズ「からだのひみつ」のセルフパロディ企画で、学研「大人の科学マガジン」に連載されていた作品の単行本化版。
娘が見たがっているんだけど、ちょっと見せられない。つーか、ふりがなゼロで娘だけじゃ読めないから、色々聞かれたとき、返答に困る。「うんこのひみつ」とか「ハゲ〜」とか「メタボ〜」とかならまだいいけど、「死体のひみつ」は正直言って辛い。
「死体〜」は、法医学者の監修で、絶命したまま火葬されない遺体が、どうやって土に帰るか…[全文を見る]
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30年ほど前に書かれたアニメーションの本を読んだんだけど、その最後のほうに著者へのインタビューがあって。「アニメータになりたい人へ何を言いたいですか」の回答んとこが黒々とマジックで塗りつぶされていました。「これ塗ったひとはその後どうしただろうな」と。なんかすごくせつない気持ちになった。(黒塗り部分要約:僕はアニメーターにはなるなと言います、なぜならああでこうでうんちゃらかんちゃら・・・・)
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私も特別ファンじゃないのに「ありがとぅ↑!」ってやりますねそういえば!!
あらためて萌え…(えっ)
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吉永南央「その日まで 紅雲町珈琲屋こよみ」
コーヒー豆と和食器の店「小蔵屋」を営む気丈なおばあちゃんが主人公のコージー・ミステリー。
という紹介文とイラスト絵を見て加納朋子、大崎梢といったひとたちを連想するも甘くはないのでした。一作目と同じく。
「草は「とう」のところがぴょんと跳ねて高くなる、いつもの「ありが『とう』ございました」を威勢よく言った」
という設定は最初だけでてきた。あまり好ましく感じないイントネーションなので、言わない方が私は萌えます(えっ)。
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つか、マンガだけど。
久しぶりに押入から引き出して読んでいた。
名作だと思うな~。
主人公が入山するお寺が、うちの宗派の総本山であるのも親近感。
真朱さん、すてき!
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松本清張『徳川家康』
学級文庫にあった、古い伝記の本。
サスペンスのイメージが強いけど、こんなのも書かれてたんですね・・・
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古典部シリーズ『氷菓』
米澤穂信
アニメは2クール目から、マンガは2巻まで読んでいた氷菓の原作をやっと読みました。
日常に紛れ込む小さな事件を分かりやすく解決していくスタイルは確かに地味ではありますが、でも読んでいくにつれてどんどん引き込まれていく世界観がとても素敵だなぁと。
読了後のなんともいえない苦くて切ない感覚も、決して嫌な感じはしない風に描かれているのがとても素敵だと思います。
シリーズは5巻まで発行されているので、早く続きを買ってきて読みたいと思います。
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法条遥 「リライト」
新幹線でさらっと読むべく、楽しそうな青春SFと思われたものを購入。小説の構造は分かりましたか理屈はまだ理解してません。誰か解説を!w(ウソ)
「しずまれしずまれい!」が印象的。