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読書のことを語る
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悲しみのイレーヌ
kindleでサンプルを読んでいる最中だけれど、これは雨子さん、雪杯さん、Ottilieさんら物語スキークラスタがおすきなのではないかという気がしている。
映像化されるとさらに多くのハイカー女子らに愛されそうな気がする。
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「弱くても勝てます」 と同じ著者の 「素晴らしきラジオ体操」 という本を読みました
すごく! おもしろかった!!
どういうふうにおもしろかった、というのが言いにくいけど
「この方、落語やってらっしゃるのではないかしら」と思うような文章
ノンフィクションなのに落語っぽい
笑いがこみあげてしょうがない
思わず体が動き出すように出来ている絶妙な「間」と「流れ」について語る、この人の語り口の「間」がおもしろい
ラジオ体操について調べるキッカケが、韓国で統一教会の合同結婚式を取材したから、っていうのも
すごくヘン(だけど後々読んでいくと納得する)な目の付け所だなーって
戦前~戦後の旧ラジオ体操や、その派生系体操の図解なども豊富で、史料価値も素晴らしいと思いました
普及しなかったけど、第三まであったんだ・・・!
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そしてうっかり『赤毛のアン』を読んでいます。いま、アンがバリーさんちのミニー・メイの看病をしてへとへとっていうところまで読みました。こどものときと違って、アンやダイアナには感情移入しないのではないかと思っていましたが、相変わらず、がんがん感情移入できる。本好きはダイアナの方なのね。アンはダイアナを通じて読書の快楽をおぼえる。ダイアナはアンがちょっとかわった子だという噂を聞き、「好きになれそう」とアンをまちわびてた。そして、実際会ってみて、ほんとに好きになった。この、二人が互いを熱望してる感じがたまらない。
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ロバート・B・パーカーの「初秋」読み中。
途中、スペンサーがソニーロリンズを聴くシーンが出てきたので
サキソフォン・コロッサスをヘッドホンで聴きながら。
これは、あるあるネタとしてどうでしょう?(知らんがな)
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残りの寿命を30年として、あとどれくらいの本を読むことができるだろう
、などと考えつつ引越し後も残す本、処分する本を選別しています。
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河合隼雄の本をいろいろ読んいでる。
大人になるということが、(男性が)大人になるの主語を省いた話で、昭和育ちながら驚く。
Amazonのレビューに女性蔑視、男尊女卑が酷い!と書いて怒っている人がいた。
気持ちはよくわかる。同性愛が未熟さや精神病の現れとされた時代背景を考えて読まないといけない。
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木曜日に生まれた子ども ソーニャ・ハーネット
子供の特殊能力を描いたファンタジーかと思ったら、トリイ・ヘイデン並みのリアリティーに満ちた話だった。
いや、確かに不思議な話だし特殊能力なんだけど、想定外の特殊能力だった。
ある日突然穴掘りに目覚め、行くところまで行ってしまった弟の話。
ドリラーっていうゲームをご存知の方に読んでいただきたい。
大変な貧しさの中でふにゃふにゃのマルコ祖父さんみたいに頼りないくせに怒りんぼの父、
ただただ哀れで悲しい母と、ごく普通の兄姉、ドリラーになってしまった弟、そして小さな末の弟を見つめるヒロインハー…[全文を見る]
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「謝ったって許さない」ソフィー リトルフィールド
更年期のヒロインが顔面ぼこられて流血しまくりながら銃と裁縫道具を駆使してマフィアと戦う、というハードボイルドでスリルとサスペンスな小説を読んでいたら、ラスト間近で瀕死の重傷から立ち直ったヒロインを憧れの男性が照れながら口説いていて
「ッケ!」
って声に出して言ってしまいました。ッケ!
ッケ!
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【最近、平行して3冊を読む】
・薄い文庫を持ち歩き、電車やバスなどの車内やカフェで
・ちょっと厚い長編をリビングのソファーに置いてて、TVがつまらない時
・ベッドの中で寝る前の30分位に短編アンソロジー
一昨日の深夜ベッドに入って本を読み始めて気が付いたのだけど・・・
アンソロジーって面白いと1話分読み終えるのがページ数が丁度良い感じなのに
つまらないと5ページ読んだ位で 睡眠薬飲んだみたいに眠気が襲ってくるのね。
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昨日の特撮博物館松山展で購入した図録を読む。
資料的にも読み物的にもかなり価値があると思う。
読んでいたら、中野昭慶さんに関する記述があり、
そういえば、キングコングの歌の替え歌で中野昭慶の歌があったよなぁなどと思い出しつつ、
ぐぐったけど出てこないのはなぜ?
どなたかご存知の方いらっしゃいませんか(笑)
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改めて拝読したところ、管 啓次郎訳、なかなかよろしゅうございました。
「男女がメールしてるみたい」
と甥太郎が申しておりますが、現代っ子が親しみを覚える平易で活き活きとした会話がいい。
「星の王子様」を女子どもむけのりりかるせんちめんたる童話と見られるのは、わたしもいやだ。
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角川文庫「星の王子様」 管 啓次郎訳 P116
「おれはおれの薔薇に対する責任がある・・・」とちび王子はくりかえした、そのことばを忘れないように。
- ------------------ 甥太郎読書感想
「なんかおれおれ言ってんだけどどこのチャラ男だよ。ヤンキーかよ」
おばちゃんも 内藤 濯訳の方がだんぜんいいと思うわ。
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都築響一の「TOKYOSTYLE」
90年代〜2000年初期。東京で実際に暮らしている人たちの「部屋」写真集。
部屋や間取りの写真や図を見るのが好きなので
ずっと持っていて、時々思い出したように眺めるのだが
いつも途中でお腹いっぱいになってしまって最後までたどり着けない。
ここ何年か
「スタイリストが作った生活感のない部屋なんてあり得ないでしょう?」という
価値観から、素人さんの実際に住んでる部屋を「リアル」に取材した雑誌も増えたけど、そう言うリアルとはもう全然違う。まず、写真撮影の前に片付けてないんだな、と思うからね。
場合に寄っては、片付けたん…[全文を見る]
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なんくるない よしもとばなな
混んだ書店の通路を塞ぐように長時間座り読みをしたバツイチのヒロインがレジで店員に切れられ、「こんなときクレーマーとして優秀だった夫がいてくれたら」と凹んだ後「店員の悪意を呼び込んだのは自分の自己肯定感の不足が原因だ」と解釈して衝動的に沖縄旅行へ行く話。
どんなに長時間深刻に悩んでもけして本当の問題には目を向けず、自己の正当化のためには骨身を惜しまず断固反省しない人がよく描けている。
こういう人の世界にはものすごくいい人と頭がおかしいひどい人とどうでもいい人の三種類しかいないんじゃないか。
観光地の飲…[全文を見る]
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後半読了。きれいなジャイアンが死んでからが本編です。
みんな死んだ。救いとかない。雑じり気なしの悲劇。ちょっぴりファンタジックな騎士とお城と竜の物語だと思って読み始めたら、列王記、歴代史の詳細版みたいな話だった。
クリームヒルトは思い上がった甘やかされ姫から西太后クラスの悪女になっちゃうし誰も彼もが葛藤の挙句不本意に戦って命を落とすし諸行無情すぎる。このボリュームでハリポ最終巻以上の悲しみと虚しさで涙が出た。
一部史実に基づいていて作者不詳だそうだけど、これ作った人すごいな。
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ピノッキオ
TDLのピノキオアトラクションのあまりの不気味さに興味が沸いて原作を読んだ。刹那の欲望に脊髄反射で飛び付くことをモットーに生きる木彫少年ピノッキオが、あの手この手の窃盗、詐欺、殺人者に何度も身ぐるみ剥がされながら、文字通り九死に一生を得て更生するイタリアの成長物語。
章毎にあらすじが書いてあるのに絶妙にネタバレが回避されていてまったく先が読めず、その超展開ぶりにすっかり狼狽させられる。モノを言うコオロギは登場するなりムカついたピノッキオに叩き潰され、ゼペット爺さんは登場するなりよその爺さんとカツラを掴み合って大喧嘩を始…[全文を見る]
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クリームヒルトは「白痴」のアグラーヤを超える嫌な女で、今後本を読んで嫌いな登場人物に行き当たったらこいつのクズっぷりと比較して考え直そうと思った。