顔に薔薇が紅さす少女かな
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俳句のことを語る
俳句のことを語る
筍の被毛けものの艶ありぬ
*添削していただいたもの
俳句のことを語る
ぐんじょうの夜薔薇を食うをんなあり
俳句のことを語る
薔薇垣の端にピザ屋のバイクかな
俳句のことを語る
信号を待つ間みかんの花香る
俳句のことを語る
夏草を刈る作業員昼餉時
俳句のことを語る
九万のたんぽぽ棉となる外野
俳句のことを語る
薔薇を剪る今朝新しき光あり
俳句のことを語る
夏草に埋もれるほどの兄弟
俳句のことを語る
テーブルに薔薇来客の予感あり
俳句のことを語る
豆飯の匂ひアルミの弁当箱
俳句のことを語る
紅白のかまぼこ並べ豆ごはん
俳句のことを語る
嘆く声残雪の富士雲隠れ
俳句のことを語る
曳き綱を解かれし子犬青嵐
俳句のことを語る
今笑ひ今泣く声すこどもの日
俳句のことを語る
曇天の伊勢佐木町や鯉幟
俳句のことを語る
昼の月戴きて金竹の秋
俳句のことを語る
首つりの木も緑なり四月尽
俳句のことを語る
制服の群の距離感白つつじ
俳句のことを語る
春泥や駑馬の蹄の跡深し
*直し