梅雨浅し「母原病」の背表紙褪す
お話しするにはログインしてください。
Tips:横着して自分に楽な書き方をすると、第三者には「何について」言っているのか分かりにくい文章になるよ。
俳句のことを語る
俳句のことを語る
皺深きガードウーマン耳遠し
俳句のことを語る
白靴の来て静かなる仏間かな
俳句のことを語る
白靴の祖父帰りくる明日かな
俳句のことを語る
夏至の日の嵐に暮るる夕日かな
俳句のことを語る
井戸端の鉢にすつくと蓮の花
俳句のことを語る
木漏れ日の転がる歩道南風
俳句のことを語る
梅雨空に日はのぼれども雲隠れ
俳句のことを語る
空梅雨に不貞腐れたる雨ガッパ
俳句のことを語る
梅雨晴れ間墓地に卒塔婆の音軽く
俳句のことを語る
新緑や古墳の主は若返る
俳句のことを語る
新緑に追われて山を登りけり
俳句のことを語る
青嵐もやい解かれぬ警備艇
俳句のことを語る
天揺らす麒麟の恋や青嵐
俳句のことを語る
靴底の剥がれし靴磨きの靴
〜「ソール・ライター展」を観て〜
俳句のことを語る
父の日の父饒舌なひとり言
俳句のことを語る
父の日や窓辺の鳥は硝子の目
俳句のことを語る
父の日やカレー風味のパエーリア
俳句のことを語る
彼の窓に毎年鉢のアマリリス
*直し
俳句のことを語る
アマリリス笑まふ阿修羅の像のやう