/「おセンチな感情」の例を挙げて下さい。

最近、NHK-BSで深夜に「MUST BE UKTV」という、80年代のイギリスの音楽番組「The Roxy」のパフォーマンスを流す番組があるんだけど、その冒頭で「古い映像のため一部に乱れがあります」ってテロップが出る。いやまあアナログ時代だからそれはそうなんだろうけど。
「自分の青春時代は古いんだな。自分の記憶も本当は「乱れ」があってそれは「美化」という形で補正が入ってるんだろうな。でもやはり大事なんだよ」
とか思ったとき。（今日はおやすみです。）

3ヶ月に1回の散髪、30年生きるとすると残り120回かあ。（案外多いのでおセンチになりそこねた）

リョーユーパンのリョーちゃんもいとこだったりしないかな。

この並びから「幼いころに生き別れた兄妹の妹が兄を見つけて遠くから眺めるシーン」を連想して切なくなっています。

トリスを見つめているのは笠智衆だけじゃない、カメラの向こうに佇む小津監督も。刹那的に消えさってしまってもおかしくない一瞬が55年の時を経て我々の目の前に残されている。

まだ2015年3月末のニュース番組を見てるんですけど（消化より実際の時間の進行の方が早い）、
この時間間隔を過去の自分に持っていくと、大学生の三回生の年末を迎えようとしている自分が入学直前の３月のニュース映像を見ているのと同じで、もしそうだったらどんな気持ちで見ただろうなと思うともう（略

ハイカーさんのアイコンが変わると、学生時代に女子が大人びて見えた時みたいにコメントの類を躊躇する。

(1) やはりカツカレーうどんを食べるべき体調ではなかったので、自宅鍋の残りつゆにうどんと天ぷらを入れてさらっと食べようと思い、冷凍うどんと、エビと栗のかき揚げを買おうとしました。
(2) それがうっかり小銭入れしか持たずに店に入ったことに気づきました。300円弱しかないが、結構雨が降っているので車まで戻りたくない。
(3) 冷凍うどん5個いりを諦めて、かき揚げ２つ(136x2=)272円だけにしようと思ってレジに行きました。（この時点で今世紀に入ってスーパーの買う額の最小額なので子ども時代を思い出して胸がきゅんとしている。）
(4) レジで「136円です。お箸はいかがいたしましょうか」と言われて「え。半額でしたか」とどぎまぎする。
(5) 少年の心になっている。
(6) 「だったらうどんの茹で麺だったら買えたなあ…」とも思っている。

伝わるでしょうか。ちょっと胸につーんとくるこの感じ。

これから１ヶ月以上にわたって、その年に自分の身に起こったこととか友達や家族との思い出とかがよみがえって来ておセンチな日々を送るであろう。おセンチ月間になることが容易に想像される。

ハイクのお気に入りさんのエントリーをアンテナじゃなくてハイクトップページで見ると遠くに感じる。

美しい金属光沢を持つオオセンチコガネですが、糞虫と呼ばれている通り、動物のunkoを食べるそうですよ。
どんな気持ちなんでしょうね？

うぐいすパンを見ていたらこみ上げてきた。

負け試合のファイフロ（ファイト！川崎フロンターレ）の木部ショータさんのナレーションのテンションが適切すぎてなんとか平穏を保つことができるこの気持ち。

今夜のために買ってた花がしおれて
悲しい気持ち
がますますセンチメンタルに

井上陽水「待ちぼうけ」（「氷の世界」収録）

井上陽水のセカンドアルバムは「センチメンタル」、初期の井上陽水はおセンチな感情がいっぱいある。

幾人かの人を好きになり／五線紙の中で／沢山の子どもが生まれた
生まれてすぐに独り歩きを／始める子もいれば／甘えてばかりで／私の傍から離れない子もいる
人の世で生きていかなければ／ならない子供たち
（片桐麻美「わたしのうた」（ライブのみ歌詞）

五線紙な感情の例を探しましたがこれしか思いつきませんでした。

運動会の10000センチメートル走、盛り上がるよね！

５センチなんてもう密着寸前ですよね。９０センチあたりの感情はせつないところです。
中川五郎「９０センチ」

今朝、amazonで観ましたがおセンチ全開（桜満開）でした。

現実逃避の手段として購入したDVDや書籍がどう考えても耽溺必至の絶対面白いやつで、それらにひとしきり没入した後、現実に現実がやってくることを考えると、目の前に積まれた現実逃避の手段から逃避してしまう。

今、自分が宇津井健や児玉清のいない世界に生きていると思うとセンチな気分になります。