/くたびれ　はてこ

まだ事態が飲み込めない
わかっているのは末期ガン患者をどうせ死ぬ人間だと手荒に扱い
何の裁きも受けずにのうのうと暮らす人でなしが
世の中には想像していた以上に大勢いるのだろうということ

何の報告かわかりませんが

Twitterで実況しましたが、医者とバトって入院二日目で転院を決めました。
次はもちおの意志を尊重して楽にしてくれる病院でありますように。

Twitterやブログは誰が見るかわからないと思っているけど、ハイクはハイカーしかみないと思っています。
ハイク消えたら困るな。

昔だったら日記に書いたよね
小さなメモを山ほど書いた
いまはメモも日記も書けない
スマホでハイクにメモるけど、ハイクは日付で抽出しづらい
そこを何とかしてほしいといまほど切実に思ったことはない

今日のお泊まりベッド。
どちらにしても病院のベッドは細い。

つかまるところがほしい

業者さんが介護ベッドを片付けにきた。
寝室のベッドがひとつになる。
胸がいっぱい。

今日は午後あまりにしんどくて、椅子を並べて連結部分に携帯用ミニジェルクッションを渡し、ウールのストールをシーツで挟んでゴルディロック仕様の簡易ベッドを作った。長さが足りないので足はゴミ箱に乗せる。
それでも「もう床でいいから寝たい」と思っていたので天にも上る気持ち。
ストレッチャーを見たとき最初に思ったのは「これは連結しなくていいし、長さは十分だし、本物の布団がある。やった！」であった。

何の報告かわかりませんが
付き添い用の簡易ベッドが出払っているとかで、ストレッチャーで寝ることになった。
プラスチック板にノーマットレス。
敷き布団代わりの掛け布団に、持参したショールや携帯用ミニクッションなど総動員して肩幅ギリギリの寝床を作りました。

なんでももちおが読む前提で書いてきたので、もちおに読まれたらまずいかなと思うことをどこに書いたらいいか、もはやわからない。

もちおが仮想通貨を焦がしてあけた穴をキャッシュで一括補填しました。
内助の功をほめてください。

自費の代替療法をはじめた。
費用は一人暮らし時代の月収くらい。
生活費は傷病手当て、医療費は任意保険、自費の代替療法はわたしの稼ぎ。
がんばって稼ぐよ。

もちおが吐くときは背中をさすりにいくし
入院中はエネマ（浣腸）の手伝いで多目的トイレに長いこといたし
ゲロもウンコも見届ける妻として成長した。

ブログに書きたいことがたくさんある。
現代の医療の限界がどこであろうとも、もちおが幸せで気持ちがいいと感じることならたくさんある。
それをひとつひとつ地道にせっせとやっている。
熱い湯舟につかること、洗いたてのシーツとタオルケット、マッサージ、背中をさすること、映画を見ること、話すこと、並んで眠ること。

「もちおが！あとどれくらい生きられるかわからんのに！その貴重な一日にこんなこと！」（シクシクシクシク）
「ああごめんね、お腹痛いね、わかってやれんではてこが悪かった」（ヨシヨシヨシヨシ）

ちょっとしたことでよく泣く。
もっと早くこんなふうに泣いてくれてよかったのよ。

「傍聴席にはてな村人がいるかもしれない場で本名とid 晒されたくないので止めてください」
「そうですか。では裁判官と検察にだけわかる形で別途書類を作ります」
「わかりました」
「今後このような事件を避けるために何を心がけたいと思われますか？」

徹底して身バレを避けることだよ！

福岡県警「（本名）の証言に『ブロガーくたびれはてこ』と添えて裁判に出していいですか」

いいわけないだろ、やめろ。

福岡県警から日頃使ってない番号宛てに電話が来て本名を確認した後「くたびれはなこさんですよね」といわれました。
違います。怖い。

「介護認定を受けて訪問看護を」といわれ
はいはいそうですかと思っていたけど
実際帰宅して困るのは
家事が捗らないことと
わたしがまとまって眠る時間がとれないことだった
車椅子を！介護ベッドを！といわれたが
歩けるし、ベッドはいまのでいい
第一階段下りるのに看護のおばさんいても正直役に立たない
家事手伝いお願いした方がいいんじゃないか