そして輝く笠地蔵ッ
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うろおぼえ笠地蔵のことを語る
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山道の地蔵さんを見ながら人に化ける練習をしたタヌキが、完璧に化けられるようになったぞと笠をかぶって人里に降りてみれば、そりゃ人が見れば歩く地蔵さんですからびっくり、「あれタヌキが化けて出たか」と言われて完璧な俺の変身がばれたとタヌキもびっくり、元の姿に戻るが目を見開いたまま地蔵よろしく固まってしまう。今でもよく食堂や居酒屋の前なんかで笠をつけたタヌキが固まってますな。
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撃った後に「ごん、おまえだったのか」っていうあれ。
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手ぬぐいの頬っかむり1体を含むお地蔵さんたちが帰って行く感動的なシーン、両足を踏みしめて歩いていてもなんだか怖いし、足を動かさずに滑るように移動して行くのもなんだか怖いので、実写はもとよりアニメ化される機会もなく忘れさられようとしていた不運の名作である。静止画のコマ送りで表現することでその実現をみた。
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地蔵に笠をかけると、翌日6人の美女が家に押しかけて、「部屋を覗かないでください」とかいう流れだっけ。
ただの女子会か。
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実は「瘡(かさ)地蔵」
おできや腫れ物にご利益がある。
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昔昔あるところに、それはそれは不器用な若者がおりました
若者の作る笠はとても不格好で、大晦日の市でも毎年売れ残るのでした
ある大晦日の夜、売れ残りの笠を抱えた若者は、辻で雪に埋もれるお地蔵さんに不格好な売れ残りの笠を乗せると祈りました
「お地蔵様、来年の大晦日の市では笠が売れるよう、どうか上手に作れるようにしてください」
するとどうでしょう
翌年の大晦日の市では若者の笠は大いに売れたのです
若者はようやく一つ残しておいた笠をお地蔵様にかぶせると、また同じようにお願いをして帰りました
その翌年も、そのまた翌年も、若者の笠は大晦日の市で大…[全文を見る]
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七つ揃うと願いが叶うという伝説の笠の最後の一つを
おじいさんが自分の手拭いでありあわせて
その強引さに感心したお地蔵さんがお宝くれる話?
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雨が降ったあとに、にょきにょき生えてくる笠のやつでしょ?
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「地蔵さまは7体、手持ちの笠はわしのも含めて7つ… はぁ、ひとつ足りない」
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