分子生物学と比べて、有機化学は、基本の基本が大きく揺らぐような大発見は少ないと思います。なので、旧版でもそこそこ行けます。ぼくは、学部1年の時のモリソンボイド和訳第5版を、今でも会社で見ています。
旧版を使う場合、素反応の可能性の古さよりも、排水や毒性などの法規制の縛りで、今では事実上できない反応が多々あることに注意すべきでしょう。例。アカデミックは対象外かも知れませんが、企業でベンゼンを定常的に反応に使おうもんなら、オペレータの特殊健康診断が数十年義務化されるし(安衛法)、スケールアップすれば物質収支を届けなきゃいかんし、反応物中の残存ベンゼンが0.1%を切らないと相当面倒だし(PRTR法)……。排水規制は、アカデミックでも特別扱いされないので、特に注意が必要です。
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かぴのことを語る
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うちは、ハイクやフォトライフ等の公開スペースに出すのは、後ろめな横顔までにしています。特定されにくさと、写真の自然さとのバランスを考えた結果です。
小学校なり、幼稚園なり、子供本人が社会の一員になる時には、その時にふさわしい公開ポリシーを考え直さないといけませんね。