/チャック・ノリス伝説

「終了の正確な時間は決定しておりません。また、終了日の動作については命の保証はできませんので、最後の晩餐な　どは前日までにお済ませください」

チャック・ノリスは欠伸を噛み殺した。

チャック・ノリスが初めてネクタイを締めた時、チャックは力加減を誤って自らの頸部を強く圧迫してしまった。
5日間もがき苦しんだ後に、、、ネクタイは死んだ。

コピースロット

マンドラゴラの悲鳴を聞いた人間は絶命するという伝説について、チャック・ノリスは懐疑的なスタンスを示している。
「マンドラゴラについては専門外なので、どうこう言うつもりはない。だが、その、悲鳴？とかあと断末魔？っていう架空の現象は、でっち上げだろう。そんなの聞いたことがないよ」

「それより僕と躍りませんか」

「はははっ、私を目の前にして来年の話ですか」

チャック・ノリスは、空手の修行に明け暮れる中で東洋の思想にインスパイアされて、十二支の動物と素手で闘うことを思いついた。
ノリスは手始めに自身の干支であるドラゴン(辰)と闘ったが、ドラゴンは絶滅に追い込まれ、のちに空想上の生物と言われるまでになった。

「電信柱の高さについては諸説あるようだが、郵便ポストが赤いのは俺のせいだ」

無免許の天才外科医、ブラックチャック。命の保証はない。

猿がやって来て柿が取れない蟹の代わりに自分が取ってあげようと木に登ったが、ずる賢い猿は自分が食べるだけで蟹には全然柿をやらない。そこにたまたま通りかかったチャック・ノリスが木の上の猿に向けて蟹を投げつけた。

これまでチャック・ノリスが使った聴診器はすべて壊れていた。

「輪廻転生を信じるかって？あろうがなかろうが、結果は同じさ」（スヌーズ機能）

チャック・ノリスの文字を並べ替えるとノーチャンスになる。細かいことを気にすると命の保証はない。

チャック・ノリスがベーカリーを訪れると、あらゆるどうぶつが不在になる。

今年の流行語はチャック・ノリスだが、去年の流行語がチャック・ノリスであったことを知る者はいない。

ウイルスがチャック・ノリスに感染した。

チャック・ノリスは一見さんお断りである。故に、リピーターも存在しない。

波平「ただいま」

フネ「おかえりなさい」

イクラ「チャーン」

波平「おや、イクラちゃん遊びに来たのかい」

イクラ「ハーイ」

タイ子「おじさま、お邪魔しております」

波平「タイ子さん、よく来たね、そう言えばさっき駅前でばったりノリス―」(ｽﾞﾄﾞﾝ