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今日の子どものことを語る

従弟の長女4歳。

「プリンセスプリキュアがすきなの」
「よしよし画像検索して描いてやろう」
「ふん、見ないと描けないんでしょう?」
「知らないから見て描くよ。従弟娘子も見て描けば?」
「描けないよ!だって…男の子が、『へーん!』って言うもん」
「そんなの言わせておけばいいんだよ。ずっと描いてたら描けるようになるよ」
「うーん…あ、これは、スタープリキュアかも」
「スタープリキュア描いてるもん」
「もって帰る?」
「置いていくよ」
「…じゃあ娘子、持って帰ろうかな」
「娘子に描いたんだよ」
「ふぅん…」

「あのね、はてこさん、遊んでくれて、楽しかったよ」

齢4歳で常に人から舐められちゃいけないと思っているなんて受難ですね。

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従弟の長女、4歳。

「だーかーらー。はてこさんは間違ってるって言ってるの!」
「あ?あたしあんたの10倍生きてんのよ?」

長女同志譲らない。

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従弟の長女、4歳。
はてこ伯母に言動を注意され、はてこ伯母の注意の仕方をたしなめることで逆襲。

「はてこさんの話し方、男の子みたいだよ?」
「男の子じゃないと思ってたの?」
「え…?」

それ以降その点には触れなくなった。

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甥介3歳。嘔吐下痢症にかかり、小柄で10㎏ちょっとしかないのに1kg痩せてしまったそう。
「ババ、『ゲゲ、治れ!』って言って」
と祖母に頼んできたというので胸が痛んだ。
やじろべえになったイルカがぐるぐるまわる飾りをお見舞いに届けた。
目が覚めたときあれを見て少し楽しい気持ちになるといいな。

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甥介2歳

面食い。フェミニンな女が好み。
好みの子にはものすごく愛想がいいが、好みに合わない女の子が来ると寄り付かない。
母親がジーンズをはくと猛烈に抗議し、スカートをはいているとデレデレする。
きれいどころの伯母2がやってきてからはてこおばさんに見向きもしなくなった。

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甥介2歳

「じゃま!ばいばーい!まったねー!」

そこにいるとおまえの後ろにあるテレビが見えないからどっかいけの意味。

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甥介2歳

ノートPCの真っ赤なトラックポイントが気になって仕方がない。
「あーちょっと触らないで!こらこら!」
「あー!きーえたね?こまっ たーね?」
「電源、電源」
「あ!つーいたーね!よーかったね?」
この勢いで覚えた言語を外国人相手に話しまくっていたら話せるようになるんだべな。

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甥介2歳

「甥介、つきあいようやつがおるらしいぞ」と父が言う。
伯母その2もらったガラケーで誰かと話をしていた模様。

「甥介、宇宙と通信してる」と父が言う。
伯母その2もらったガラケーで誰かと話をしていた模様。

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甥介2歳

出生以来あらゆる大人を手玉に取ってきたが、高校生の従兄を持つ伯母その2を懐柔できず、荒れている。
食卓にそっと飛び乗ってきた猫をすごい勢いで追うなど行使できる権威に力を入れていた。

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甥介2歳

店の椅子に座っている伯母の足元に突然つっぷし、顎を上げた伯母から手をかざされ「敬うがよい」と言われていた。
二人を写真に収められなくて残念だった。

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甥介2歳

歩き疲れたのか百貨店の中で突然床につっぷし、母、祖母、伯母らから「イスラム教だ」「崇拝の時間」と言われていた。

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甥介2歳。マジックテープのついたままごと食材が好き。

「も・もー ぴーち!」
「すーいかー おーたーめろーん!」
「だいこーん らでぃーつ!」
「かーちゃ ぱんんき!」
「まーめー!ぐえーぷ!」

葡萄は豆じゃない。

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甥介2歳。カーテンの後ろに隠れるのが好き。

「いないいなーい あれー? いないねー。どこいったかなー?
 ・・・いたー!」

最近カーテンの後ろから探す側の台詞もサービスしてくれる。

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甥介2歳

伯母はてこがソファに座って太鼓を叩くリズムに合わせて
「んにゃんなぁ~なぁん#;♪らぁ~ あんにゅ~あ~」
と謎の歌を歌いながら延々ソファの周りをぐるぐるまわっていた。
謎の歌は祖父であるはてこ父から「ご詠歌」と命名されていた。

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甥介2歳

イヤイヤ期。なんでも自分でやりたい。
祖父の部屋ではてこ伯母と曽祖父といっしょに遊んでいたら母親の足音が聞こえた。
「はっ!」と息をのんで口に手を当て、ドアが開いたら突進していって母親を外に押し出し、ばたんとドアを閉めた。
1時間で5、6回それを繰り返していた。こうしてみると第一反抗期と第二反抗期は確かに似ている。

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甥介2歳

誰の言うことも聞かず、誰に対してもやりたいようにやってきた飲んだくれの祖父を、鬼コーチの勢いで毎晩ソファから叩き起こし、リビング→寝室→台所→リビングのコースを文字通り100週ほど追いかけまわしたり追いかけまわらせたりしている。

せがむ甥介老いた無法者を走らす。

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甥介2歳

母の腕で激しく海老ぞりながら絶叫し、もがく姿を
「エクソシスト」
と評されていた。

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甥介一歳

誕生日直前に二語文を話して母ちゃんを喜ばせたとのこと。

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甥介一歳

「これ、はてこなんですって。ね?」
「はてこ! はてこ!」
伯母には二面性があるという意味ですか?

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甥介1歳

プール帰りでとろんとした顔でまぶたをこすったり、一瞬首を垂れてじっとしたりして、その後全身全霊で騒ぐ。
「眠くて騒いでる」「そろそろ昼寝に入るな」
との大人たちの期待をよそに、そのまま断続的にうとうとしながら夜までぶっ続けで起きていた。
「甥介は寝る寝る詐欺だ」と祖母に言われていた。