夏目漱石「明暗」
漱石には珍しい三人称形式の作品。それぞれの登場人物の心理描写も克明に描かれていて面白い。
妻のお延が主人公のような存在感。この流れで50代の漱石が存在したならば、女性を主人公にした傑作が生まれていたのかしらん。
途中ちょっと魔が空いてしまったので少し複雑な相関図を確認。
購入済みの水村美苗「続明暗」、こちらを読むのも楽しみです。
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