/合唱コンクールで何歌った？

ここまで、新実徳英の「鳥が」がないのが、すごく意外。男声版や女声版には不自然な跳躍があるけど、混声版はのびのび歌えてロマンチックな曲なんだけどなあ。みんな、教科書系やNHKコンクール系に行くんだろうなあ。易しい曲ほど差がつかないのは、コンクールの欠点。

残念ながら、合唱ではなくて、百歩譲ってポピュラーコーラスです。70年代のアイドル歌謡ショーを思い浮かべていただけると、一番近いかも。曲自体に思い入れがある、という場合でなければ、パスして正解かも知れません。

怪獣のバラードは、NHK「ステージ101」（「レッツゴーヤング」の前身）のための演奏であれば、CDになっていますね。これと「涙をこえて」だけのために買いました。^^;

自分たちが歌った曲も、だんだん思い出してきた。
高校では、（当時の焼酎のCMから）ヴェルディの「乾杯の歌」をやったこともあったっけ。わけもわからず原語で。

ここまで未出で、クラス合唱で扱いそうな曲を挙げてみるよ。「花」とか「早春賦」のお約束級の曲は、もしかすると教科書で終わっちゃうのかなぁ。
　
・涙をこえて（中村八大；NHK「ステージ101」）
・なぎさ歩めば（佐藤真；組曲「旅」）
・行こうふたたび（佐藤真；組曲「旅」）
・早春（佐藤真；組曲「蔵王」）
・花の街（団伊玖磨；NHK歌謡）
・風の子守歌（池辺晋一郎）
・なごり雪（イルカ）
・鳥が（新実徳英；組曲「やさしい魚」）
　
ちなみに、ぼくが最初にクラス合唱で歌ったのは「花の街」。男子校中1の混声編成で、変声前だったのでアルト。

中高と、毎年クラス合唱のある学校に行っていました。
一番思い出に残っているのは、Queenの"Teo Toriatte"。ほんとかよ、という感じもしますが、ほんとです。
　
ポピュラーだろうがロックだろうが混声しかない邦人曲だろうが、先生が男声四部にアレンジしてくれる学校でした。そのせいで、男子校だった割には、多田武彦とか福永陽一郎とかの男声定番はあまり歌わなかった気がします。それとて、大学で混声合唱団に入ってからはじめて知りました。で、その"Teo Toriatte"をまたやりたいがために、コードを勉強して楽譜を書いて、団の公式発表会で指揮までしてしまったのが、大学3年生のとき。

「海はなかった」の伴奏……あの「ガーン……」から始まるやつですね。懐かしい。
ぼくは、大学の混声で（コンクールには出ないポリシーの合唱団だったけど）後輩が振った時に、組曲全部を歌いました。