/庭

せっかく咲いたスイセンが雨でぺしょんとなって俯いている。

せっかく庭のスイセン…それも結構大きなきれいな花が咲き始めたのに、今日は雨。
ところで、ここ数年バイモの花付きがすっかり悪くなったので、去年思い切って掘り上げて秋に植え替えるつもりで球根を保管してたのに、残暑もあってすっかり忘れてて、年末近くになってからダメ元で植え付けた。そしたら、植えたあたりだけでなく周囲にもいっぱい芽が出てきたのに、やっぱり蕾はほとんどない。これから出るのかなあ。

今日は向かいの家に植木屋さんが来ている。植木屋さんと言っても、お向かいに来るのはシルバー人材センター。
シルバーの作業では他の植木屋さんと違って刈った枝や草は持って帰ってくれず、袋にまとめるだけはまとめておくので自分でごみ収集に出してね、というスタンスだったと思うのに、今見ていたらまとめた草を軽トラに積んでいる。方針が変わったのか。
ああこれ、ついでに私が物置に入れっぱなしで植木屋さんに頼みそびれた草1袋も頼めば一緒に積んでくれそうなんだけど、お向かいの人がいれば頼みやすいのに、今は姿がないわ。

失敗したなあ。このあいだ大量に抜いてガレージで乾かしていた草は、昨日植木屋さんが持って帰ってくれたけど、今日外の物置を開けてみたら、もっと前に抜いた草が袋に入れて置いたままだった。ごみ収集に出す前に風雨の強い日があったから、念のため物置に入れておいて忘れてしまってた。植木屋さんがきれいさっぱり草を刈ってくれる前は、物置までたどり着くのもたいへんだったから。
は〜、またあれを押さえつけてごみ収集の時に袋に押し込むのはたいへんなんだ。

植木屋さんたちはお昼休憩中。でも、もうほぼスッキリしてしまっている。
うち程度の庭なら半日仕事。終わったら別の家に作業に行くんだろうな。

植木屋さんが作業をしている間は基本的に窓のカーテンを閉めているので、開けた時に庭の様相が一変していて驚くのはいつものこと。

昨日頑張って草を抜いたが、今朝植木屋さんから電話で土曜日に来てくれるとのこと。
くたびれ損だったのか？いや、植木屋さんに説明するために、覆っている草を少し取っていろんなものが見えるようになったからよかったのか。
いずれにしろガレージに積んである大量の抜いた草を片付けなくてよくなった。それは助かる。

また少し頑張って庭の草を抜いた。…抜いた…が、すっきりしたとはお世辞にも言えなくて、逆にようやく片付いたガレージの草の山がまた出現してしまった。
もうね、植木屋さんが来てくれたら全部ぶっ飛ばしてきれいさっぱり刈り払ってくれるんだけど、いつ来てくれるか予定がわからないし、それに刈り払わないで置いといてほしいもの（ハゴロモジャスミンの蔓や寒咲きアヤメの芽など）を指示しようにも完全に草に覆われていて、これとこれというふうに示すこともできない。そのあたりだけでもちょっと見えるようにしないとなあ。

ほんの1時間ほど草引き作業をしただけで、抜いた草の仮置き場（捨てる前に乾燥させてかさを減らしたい）のガレージに山のように溜まったのに、庭の方はスッキリ感がない。
そしてヌスビトハギ…。とにかく蔓延りまくっている。引っ張っても抜けない。（そもそも草というより木だし）
種はかなり落ちた後なので、服につくのはマシかなと思ったが（それはそれで来年以降のことを考えると気分が沈むが）気づけばやはり着ているものが種まみれ。作業後に服についたのを外すのに20分くらいかかった。
とにかく先は長い。

今年は夏からずっとものすごい雑草に覆われていたにもかかわらず、ホトトギスの花が例年よりよく咲いているように思える。
せっかくの花なのに、写真を撮ったり飾り用に少し切ったりしたくても、そこに行くまでにヌスビトハギの種まみれになりそう。

いやもう、参った参った。
抜いて乾かしてあった草をちょっと片付けて袋詰めしようとしたのだが、道具を取りに外の物置まで庭を横切って歩いただけで、ヌスビトハギのタネがくっつきまくり。
付くことはわかっていたのでなるべく触らないように茎を足で踏みつけて歩いたにもかかわらず、物置にたどり着いた時はジーパンの膝あたりから下はタネがびっしり。まるで鎧のさねのように付いているので、脚を曲げるにも抵抗を感じるくらい。一応の作業が終わって家に戻って付いたタネをズボンから剥がし取るのにどれだけの時間がかかったことやら。強力にくっつくからなあ。
しかも、物置まで取りに行った道具は結局必要なかった。行かなきゃよかった。

あまりにもすごい状態になっていた庭の草を少し抜いてきた。とりあえず目立つ大きな草、背の高い草から抜いていったら、あっと言う間にガレージに抜いた草の山ができた。
基本的に草引き作業は嫌いじゃないのでもっとやっていてもよかったのだけど、暑さはマシとは言え蚊の方はまだまだいっぱいいるし、抜いた草の後始末…乾かして袋詰めしてゴミに出す…とか考えると、もう短時間で撤収してしまった。
夏の間、草に埋もれて完全に見えなくなっていたキンモクセイの切り株（2年か3年前に植木屋さんに切り倒してもらった）の周囲にサルノコシカケみたいな形のキノコが蔓延っていた！

そして、ほんの10分か15分くらいだったのに、露出していたふくらはぎあたりを蚊にさされまくった。

お向かいが冷蔵庫を買い替えたらしく、電器屋のにいちゃんたちが古い冷蔵庫の搬出や、新しい冷蔵庫を軽トラから下ろすなどの作業中。
うちのヤジ猫が家の中からそれを見物しているので写真を撮ったら、窓の外に草ぼーぼーの庭や立ち枯れたエゴマの残骸などが写り込んでしまって、とても外に出せる写真ではなかった。
ほんと、なんとかせねば。

猫トイレを洗って天日干しするのに、いつもは庭の木の枝に引っ掛けて干すのだけれど、今はそのちょうど良い木のところまで行くのが草ボーボーでたいへんなので、門柱の上において干している。よその人が見るとヘンかもね。
しかし、ちょっと物を取りに庭の水道のところまで行っただけで、早くもヌスビトハギのタネが服に！
あかん、ほんとに何とかせねば。

絶望的草ぼーぼーなんだけど、先日お向かいの奥さんにそれを言ったら「外から見ると青々してきれいな感じよ。何が生えてるかは外からではわからんし」と言われた。確かにそう見えないこともない。
しかし、このままだともうすぐホトトギスが咲く時期なのに、草に埋もれて見えなさそう。

うわー！絶望的な草ボーボー状態になった庭を見ないふりしていたら、ふと気づくと蔓延りまくったヌスビトハギに花が咲いている！！
たいへんだ。あれの実が生ってしまうと近づいただけで服も何もタネがくっつきまくって取れなくなってしまうんだ。なんとかせねば。

見るたびに絶望感が広がるような雑草の状態。
取っても取ってもあちこちから出てくるヌスビトハギが蔓延っているし、なぜか雑草の真ん中にナンキンハゼの木みたいなのが顔を出している。そんなの植えてない。
梅雨に入る前にせっせと雑草を抜いて少しはさっぱりさせた後、あちこちの木の周囲にお礼肥的なものを入れたのに、それがみんな雑草の栄養になってしまったのではないか。。。。。

今年は特に雑草がひどい。こんなにひどかったのは10年近く前かも。まだみい太が子猫だった…ということもないけど、若かったとき庭に連れて出たら草に埋もれてた。
あ〜、草抜きたい。今はまだ先日の雨で地面が湿って少し柔らかいし、草の丈が高くなっているので引きやすそう。ずぼっと抜けて気持ち良さそうなのに。あまりの暑さと蚊の多さのせいでとても外作業なんかできない。

毎朝雨戸を開けて庭を見るたびに絶望する。
梅雨に入る前にわりとせっせと草を抜いて、完全にきれいとは言わないまでもかなりスッキリさせて、特に背の高くなるタイプの草は外から見えやすくてみっともないので小さいうちに抜いておいたはずなのに、あっと言う間に庭中に生えまくってひどい状態。しかも日に日に草の密度が増して地面が見えないくらいになっている。そして今や庭はセミとバッタと蚊の楽園。

今ならまだ地面が湿って土が柔らかいから草引きするにはいいのかもしれないけれど、どうにもやる気にならん。
抜いても抜いても焼け石に水状態なのは明らかだし、外に出ると暑いのはもちろん、ちょっと出ただけで蚊にやられまくるから。夏に蚊がいなければ、もうちょっと外作業ができるんだけどな。