/微妙に使いにくい超能力を考える

必ずスカスカなみかんをひきあてる能力。

あさりを買うと、かならずカニが出てくる能力。

推理小説を手に取ると、誰が犯人なのかわかってしまう能力。

ししとうを食べるときに、必ず大当たりを選んでしまう能力。

家族がお昼に食べたものを夕ご飯に作ってしまう能力。

必ず相手の怒りのツボをつく能力。

スパゲッティを茹でるときだけ、塩水を真水に変える能力。

貼るカイロを冷えピタに替える能力。

遅いレジの列に自然に並んでしまう能力。

缶のキャンディーでハッカばかりが出てくる能力。

スパゲッティを茹でると、麺が全てくっついたまま茹で上がる能力。

ガチャガチャで同じものばかり出す能力。

主人が昼に食べたのと同じものを高確率で夕飯に作ってしまう能力。

ソフトクリームが、食べる瞬間マヨネーズに変わる能力。

飲食店で「すみませーん」と呼んでも、絶対に気づいてもらえない能力。

線香花火が持っているところまで落ちなくなる能力。

チョコボールのキャラメルを、チョコボールピーナッツに変える能力。

突然、スーパーサイヤ人になってしまう。

ブラウスの一番下のボタンだけ外してしまう能力。

記念写真撮ると、かならず霊も一緒に写ってる能力。