/悪魔の辞典（サッカー版）

「宇宙開発」
※大気圏離脱を狙ってシュートをゴールより遥か上方への角度を持って力強く打ち上げること。
その角度の差異を見れば、最初からゴールを狙った目的でないのは明らかである。
浦和レッズの鈴木啓太選手らが名手として上げられるが、彼らの力を以てしても未だ衛星軌道上に到達した例はない、人類の夢。

「我々を勝たせてくれない何か」
※「えこ贔屓じゃん！ひーき！ひーき！」の大人っぽい言い方。

「バックパス」
※敵陣から遠ざかるのに何故か敵からブーイングを浴びる謎のプレー。

「PK（ペナルティキック）」
※ファウルを受けた上に、「決めて当然、外せば大笑い」なキックを蹴らされる文字通りの罰ゲーム。
多くの名手達がこの罰ゲームで名を落とした。参照:ロベルト・バッジオ。

岡野雅行
※今後百年、日本がワールドカップ予選を戦うたびにオープニングに出てくるだろう、ある意味日本サッカー界最大の成功者。

「絶対に負けられない戦い」
※「TVで放映しますよ」の意。

「監督」
※部署で一番大事な仕事をしてるにもかかわらず、正社員の雇用を守るため一等先にクビを切られるサッカー会の派遣社員。
彼らに窓際の机は、ない。

「ジャスティス」
※ハイク同様、サッカー界隈でも良いイメージの言葉ではない。

「内容は良かった」
※「負けた」の意。

「オフサイドだろ！」
※ラインのはっきり見えない筈のゴール裏のサポほど自信満々に主張するマジックワード。

「日本ボール!!日本ボール!!」
※松木がそう言うからには相手ボールと判断される。
　
「阿部が行く!!阿部が行く!!」
※角澤がそう言うからには阿部は行ってないと判断される。
　
「あぶない！あぶない！」
※「相手がボールを持って半分よりこっちに来ました」の意。

「キツイ時間帯」
※試合開始0分から前半終了までと、後半開始からロスタイムを使い切って試合終了までの時間帯を言う。

「師匠」
※ゴールを『決めない』FWに送られる称号、「ノーゴール師匠」とも。ちなみに世界記録は日本人・鈴木隆行の1790分/46試合である。

「気持ちの入ったゴール」
※「上手いわけでも早いわけでも力強いわけでもなく美しいのでもなく、うまく説明できないがとにかく決まった」の意。