映画公開に合わせて出たユリイカに載ってたル=グィンの文章で
彼女は子供のためにこの物語を全巻通して読み聞かせた、子供が3人だから都合3回音読した、
そうすることでトールキンの文体の音韻や喚起力により一層触れられた、というのがあって(うろ覚え)
その読み方羨ましいなあと思ったものだ。
夢中で聴いてる聴き手に語ることとただ音読することとは全然違うもの。
ただ、瀬田貞二さんの翻訳は原文に勝るとも劣らないくらい「語れる」文体なんじゃないかな、そこだけは大丈夫だな、となんとなく思ってる。
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指輪物語のことを語る
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旅立つ人には「よい旅を」
帰還した人には「おかえりなさい」