/月曜から夜ふかし

2019 年初回の「かくし芸」は尾籠な方向ばかりでひどかった。我と我らは晩ご飯のときに録画したマツコを見てマツコに「あんた、それはいけないよ」とか「めしあがれ」など、相づちを打つことを無上の楽しみとしているのだからして、そこであまりシモーヌな方向に話が行かれますと辛いのです。するとあなたは言うでしょうね。「それはそっちの都合でしょう！」と。
そうだよ。
だからこれからもシモーヌなお話をしたければせよ。我はそのたびに言う。
疲れた夜にこんなこと言われちゃたまらないよお……
ってね。

「二人羽織」を「四つん這い」と言い間違えた人のことが思い出に残りました。

「深呼吸するワインオープナー」が心に残りました。

マツコ、首を痛めたとかで、ツッコミをいれるときは頭をはたくんじゃなくて胸をもんでほしいと村上信五に頼み、村上は大人しくその通りにしているんだけど、よくないと思う。おもしろくないし、痛そうだし。そこはせめてお腹にしたらいいと思う。それから、さまぁ〜ずが以前、「関東にはボケとツッコミという文化がないので、俺たちはどっちがボケとかツッコミとかない」というようなことを言っていたのだが、村上も漫才師ではないのだから、マツコとともにボケとツッコミの型に頼らないトークを創造していってほしい。

熊を素手で撃退した人が、熊と相対したときにそれでも「熊ってかわいいんだな」と思ったというお話が大変に印象的でした。