知らない振りで 止まない雨に傘もない
扉叩いて 君が言うんだよ
ここらで一つ約束の花をください
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知らない振りで 止まない雨に傘もない
扉叩いて 君が言うんだよ
ここらで一つ約束の花をください
輪切りにされても貴方には 身を持ち崩して下んすな
生で残した君なれば 今は見ぬ相手の妻となるのか
夜のすべての空いてる通りで 踊り出す言葉の群れを見た
薄い明かりの外灯の下で
「おやすみ」は「かもね」とステップをふみ
「いらっしゃいませ」は興奮のきわみ
「もしもし」はクールにすりぬけていく
電話をかけてきてもだめよ 声を聞いて
抱きしめられなくて
そのままで夜が明けひとりで
雨の朝をむかえるの?
あぁどこかで君の幸せ
願うだけなんて まだできない
かごの中 唄い出せ 不仕合わせ
願う声 高らかに 海渡れ
ならば行こう 君と手を取って
残りは 全部 君に賭けるから
ルージュ 気にしてるね 今夜も約束したのかい
熟れすぎた果実のように
崩れゆく愛の摩天楼
危険な想いに華やいでる君 AH 解らない
吸い込んだ 空気は今
僕のからだ 駆けめぐり
暖かい 日差し浴び
君を愛したい
火を起こす 朝に燃える
君の頬がゆれてるから
最後の夕立ち 止まない雨に
君を追いかけて止めた
長い夢の続きを見てる
ような頼んない二人
さあ声をひそめ でも歩きながら
ジャムの秘密を打ちあけあおう
誰が書いた物語だ 結末はもう決まってる
決まらないよ それはないよ 巨大なあいつの背中を撃て
きっと戻らない もう夜があける
順番は王様をだますためのもの
狩りをして暮らす砂漠の風
香油の湧くメガロパの本棚
体の中に渦巻く 矢印の事で
人間みたい 嘘ついて 嘘ばかりついて
でも今それを見る君のたましいが砕けて降り積もり
いつか手紙のサヨナラの文字が芽を生やして
レターツリーでほら、君の部屋じゅう森になるまでは
祈りつづける
でも今それを見る君のたましいが砕けて降り積もり
君がランの花に化けた理由を教えて
だから深夜の立体交差でぼくたちが黙りこくって
唐突にキスしたのも不思議じゃないさ
愛の言葉たちは手に手を取って
オレンジの夜会に出かけていったのだから
眉と眉の間に唇で魔法をかけよう
バリバリと夜を切り裂いてあの音が来る
今にも 今にもやって来る
光ったよ 今また
切なく光ったよ
マイ・サンダー マイ・サンダー
手からすべり落ち 胸騒ぎがする
自分で拾う
その電話が鳴った 胸騒ぎがする
もしもし、と言う