砂浜に腰を下ろし手に持った玉手箱をしばらく眺めて無造作に開ける。
なにも起こらない。
そのまま遊ぶ子供達を眺めているうち、かすかな気配に振り返るとそこにはナンバープレートのない一台の亀がおり、背中に乗って手招きしているのは見覚えのある顔。
乗り込むと亀は音もなく動き出し、シド・ヴィシャスのMy Wayが爆音で流れるエンドロール。
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浦島太郎の新しいエンディングを考えるのことを語る