咲き誇る
数多の花こそ尊けれ
我が庭に咲く
花にあらねど
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Tips:ルビ記法:[文字(もじ)]の様に書くと文字とふりがなになる。
短歌のことを語る
短歌のことを語る
もう何を食べていいやらわからない そういうわりに痩せないアタシ
短歌のことを語る
迷い人
見知らぬ街の
分かれ道
曲がった先に
思いをはせて
短歌のことを語る
いざ発てよ 菜花にすがりて凪ぐを待つ 蝶のおさなさ 陽のあたたかさ
短歌のことを語る
磐石が哀しくもあり春風に浮き沈みするちょうちょちょうちょ
短歌のことを語る
どうもありがとうございます^^
短歌のことを語る
あのころは大きければよかったの ぞうさんぞうさん あっち向いてホイ
短歌のことを語る
埋まらない胸のポケット手にあまる花を摘んでも本を積んでも
短歌のことを語る
残された本の谷間に耳伏せばことりことりときみの胸啼く
短歌のことを語る
縫い閉じたはずのやさしき胸と胸 どこかで裂ける音がした夜
短歌のことを語る
まどろみを破るひばりは電子音イミテーションの意味をおしえて
短歌のことを語る
空高く泣くも嘆くもうつくしきコロラチュラのころがるを聴け
短歌のことを語る
近づきてなおまだ遠いやわらかな春を呼びたし口笛を吹く
短歌のことを語る
まだ遠い 夏の兆しの 来ぬ春よ
桜咲く間に 月が流るる
短歌のことを語る
渡せどもまだ明けやらぬ河をゆく故はなくとも人は在りけり
短歌のことを語る
「好き」といふかわりに「猫」といふをんな黒のとくりの背のあたたかき
短歌のことを語る
夕闇の 下に沈みし 日の光
そこに光るは 宵の明星
短歌のことを語る
月白み 光灯りし 朝霞み
棚引く雲は また昇りゆく
短歌のことを語る
月だけが壁を越えゆく地にありて闇にも届けよ春の樹のこえ
短歌のことを語る
六畳のあかりはなにを照らしたる人のうちにぞ光ありけり