お話しするにはログインしてください。

|

Tips:“ユーザ名/話題”という形式の「話題」は、その人専用の話題となり、他の人は書き込めない。
id:usaurara
短歌のことを語る

いざ発てよ 菜花にすがりて凪ぐを待つ 蝶のおさなさ 陽のあたたかさ 

id:usaurara
短歌のことを語る

磐石が哀しくもあり春風に浮き沈みするちょうちょちょうちょ

id:usaurara
短歌のことを語る

どうもありがとうございます^^

id:usaurara
短歌のことを語る

あのころは大きければよかったの ぞうさんぞうさん あっち向いてホイ

id:usaurara
短歌のことを語る

埋まらない胸のポケット手にあまる花を摘んでも本を積んでも

id:usaurara
短歌のことを語る

残された本の谷間に耳伏せばことりことりときみの胸啼く

id:usaurara
短歌のことを語る

縫い閉じたはずのやさしき胸と胸 どこかで裂ける音がした夜

id:usaurara
短歌のことを語る

まどろみを破るひばりは電子音イミテーションの意味をおしえて

id:usaurara
短歌のことを語る

空高く泣くも嘆くもうつくしきコロラチュラのころがるを聴け

id:usaurara
短歌のことを語る

近づきてなおまだ遠いやわらかな春を呼びたし口笛を吹く

id:usaurara
短歌のことを語る

渡せどもまだ明けやらぬ河をゆく故はなくとも人は在りけり

id:usaurara
短歌のことを語る

「好き」といふかわりに「猫」といふをんな黒のとくりの背のあたたかき

id:usaurara
短歌のことを語る

月だけが壁を越えゆく地にありて闇にも届けよ春の樹のこえ

id:usaurara
短歌のことを語る

六畳のあかりはなにを照らしたる人のうちにぞ光ありけり

id:usaurara
短歌のことを語る

水ぬるむ蛇口の向こうに野菜カゴたまねぎたちがキスをしている

id:usaurara
短歌のことを語る

過ちは天気予報のせいにしてマシュマロから落つ針に刺さるる

id:usaurara
短歌のことを語る

「あ」と書いて「い」と書いたあと続けてよ石を並べてもハートにはなる

id:usaurara
短歌のことを語る

手を伸ばす梢に寒の戻りたる戻らぬ人の春をぞおもふ

id:usaurara
短歌のことを語る

寒月は何処に往かむかるがるとひと夜で梢を走り抜けたり

id:usaurara
短歌のことを語る

飽き飽きて遠き山見る鳥を見るあなたの指におびき出される