結婚したいという人に会うと「家族を持ちたいんだね!いいじゃん!」と思う。
でもよく聞いてみると求めているのは家族じゃなくて養い手だったり、家政婦だったり、世継ぎを生むための腹だったりすることもある。
それじゃ国籍ほしさに籍だけいれるのと似たり寄ったりじゃんなーと思う。
ほいで、こういうのを結婚だと思ってる人が「結婚願望ないから」とかいって結婚制度馬鹿にしてるのもときどき見る。
結婚がかわいそうだ。
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「パートナーから女として、男として扱われない」
は要改善案件で
「人として扱われない」
こそ重大問題だと思う。
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「おお、わたしと結婚なんてしなければこんな苦労はせずに済んだのに」
と夫に対してずっと思ってきたけれど、
「あなたわたしと結婚できてよかったわね、いろいろいいことあるし便利でしょ」
と、最近やっと思えるようになった。
夫が方向音痴であってよかった。
わたしが算数LDでよかった。
片づけ音痴な義理家族でよかったし、機械苦手な実家でよかった。
弱点・欠点が人の役に立つなんて結婚ていいしくみだと思った。
家族はいいな。
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喧嘩は大声で、和解は静かにするので、ご近所は非常に険悪な夫婦だと思っていると思う。
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結婚生活はわたしに「うやむやに和解」という新たな生き方を教えてくれました。
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最近色々な人から結婚何年目かを聞かれる。11年目ですと言うと一様に
「11年?!でも新婚さんみたいですよね?!」と言われる。
我々の新婚時代とは暗く陰惨で狂気に満ちた立派な小町案件であった。
11年かけてようやく和睦し、夫婦業が板についてきたのであった。
これが仕事だったら
「11年?!でも新人さんみたいですよね?!」
とは言われないのにと思うとふしぎじゃありませんか。
「うちはベンジャミン・バトン式なんだ」と夫は言う。
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ブコフで手に取った女性エッセイ本の「女として」という項目に
「夫の前ではメイクもおしゃれも気を抜かない。子どもからは『ママ、パパの前ではぶりっこ!』と言われる」
と書いてあったのですが、
「どうして家の中で家族にそこまで気を使わなきゃいけないの」
「そこまでしないと愛されない人と結婚したの」
「家の中はキャバクラじゃないのよ」
と思いました。
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ちょっとよかったことを言ったり配偶者の長所を誉めたりすると
「ノロケ!ノロケ!ノロケ!ノロケ!ノロケ!ノロケ!ノロケ!ノロケ!ノロケ!ノロケ!ノロケ!ノロケ!」
と百万回言われるからみんな結婚は最悪みたいな話しかしなくなる。
そんなに悪いことばっかりじゃないし、いいことばっかりでもない。
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人がささいなことでどこまでムキになれるかを観察する絶好の場
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「あの人のママに会うために今、ひとり列車に乗ったの」
平成ミセスは列車にも乗らないし、あの人のママより弁護士に会いに行くよね。
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「交際中から一度も喧嘩したことがない」という夫婦を二組知っている。
意見が合わないこともあるのだろうけど喧嘩にはならないみたい。
「傘で殴ってやりたいと思うとき、どうしたらいいと思う?」
と聞いたら、状況が想像できないと言われた。
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地獄の沙汰もネタ次第です。
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ハイカーにとって結婚とは配偶者ネタへの参入を意味します。
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相談系の掲示板でよく
「結婚後の苦労はそんな相手と結婚した自分の責任」
とか、
「相手がそんな行動を取るのは対応してる自分の責任」
とか言う人がいるけど、
それって裏を返せば
「結婚した以上相手は短所・難点すべて了承済みだから変わらないでいい」
「相手に少しでも問題があれば問題行動も正統だ」
って言ってるんだよね。
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大事なことは話し合おう
喧嘩も意見の交換だ
だけど休戦しいしいやろう
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夫は時々人が変わったように意地悪く傲慢な態度で攻撃的にふるまうことがある。
「これが本音、これこそが本性」と思っていたころもあったが、
だいたい肩が凝っているか眠いか空腹なので、生理的な必要を満たすことを心掛けている。
生き物だから仕方がない。
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喧嘩をする頻度と激しさは変わらないけれど、和解は年々早くなっている。