/職場での会話をさらす

仕事場で同期たちと喋っていて「この頃の若い奴らはなってない」とか言い出したので，
そういうのが超嫌いなもりーは主語を大きくして「最近の人間はなってない」と言ったら，
「お前はどこの長命異種族だよ」と言われました。

上司さん「うちの若い子たちが職場のルールを守らないと苦情があって」
もりー「指導しておきます」
上司さん「頼んだよ」

もりー「ルールは破るなって教えたよな」
後輩くん「はい」
もりー「破るんならバレないようにやれって言わなかったか」
上司さん「そこまで」

上司さん「このイベントは大事なので，みんな一張羅のスーツで来なさい」
後輩ちゃん「一張羅ってなんですか～？？」
もりー「え！？　知らないの？？」
後輩ちゃん「わかんないです」
もりー「一張羅と言うのはKOSHINO JUNKO的なブランド名だよ」
上司さん「もりー，嘘を教えない！」

もりー「今日のもりーは目の前にちゃぶ台があったらひっくり返している」
後輩ちゃん「ちゃぶ台ってなんですか？？」
もりー「(ノﾟД)ノ＝＝ ┻━┻」

もりー「今日のお昼から年休貰います」
上司さん「はーい。名古屋でビール飲みすぎないように」
もりー「何も言ってませんが」
上司さん「違うの？」
もりー「違いません」

もりー「明日はライセンスの更新に行くので休みます」
上司さん「はーい。マーダーライセンス？」
……という，うちの仕事場の日常会話である

上司さん「もりー，後輩くんに報告書の書き方を教えてあげなさい」
もりー「報告書に嘘は書いてはいけない」
上司さん「そのとおりだ」
もりー「本当のことを全部書く必要もない」
上司さん「そこまで」

美人の先輩から「来月25日って空いてる？」って聞かれたので「空いてます！」って答えたら「お仕事入れとくね」って言われてしょんぼりした。

「最近の若い子はあんまり仕事で使えませんね」
「世代論は好きじゃないなあ」
「うちの部署の新人は仕事で使えませんね」
「個人攻撃よりは世代論の方がマシかなあ」

人事課友人「始末書を書かせれば，もりーの右に出るものはいないからね」
もりー「褒めてる？」
人事課友人「褒めてる」
もりー「じゃあ，いいや」

後輩ちゃん「もりーさん，おしごとおしえてください！」
もりー「ええよー，なんやったー」
後輩ちゃん「始末書の書き方なんですけど，もりーさんが社内で一番詳しいと聞いて……」
もりー「誰だ，そんなこと教えたやつは！！」
……人事課の友達でした。

上司さん「もりーにこの仕事を担当させます」
もりー「……なんでこんな負け戦を引き分けに持ってこさせる仕事ばかりなんですか？」
上司さん「慣れてるでしょ？」
もりー「確かに慣れていますが，それが専門でも，好きで慣れたわけでもありません！！」

もりー「今月のスケジュールなんだけど……」
かわゆい後輩ちゃん「17歳下の新採の女の子のスケジュールを見てるってヤバい人ですよね」
もりー「お仕事管理するのやめていいですか」
かわゆい後輩ちゃん「ダメです。でも，若干ヤバいですよね」
もりー「……はい」

もりー「俺には全然遠慮しなくていいよ」
かわゆい後輩ちゃん「はい，もりーさんには全然遠慮してません」

後輩ちゃん「わたしに会えて嬉しいでしょ」
ときめきが止まらない（あほもりー）

後輩ちゃん（短大卒で23歳）「わたしまだ，学生気分が抜けなくって」
もりー（大卒20歳と248か月）「あー，だいじょうぶ，おれも学生気分抜けてないよ」
後輩ちゃん「抜けよ」

後輩ちゃん「もりーさんはロマンチストなんかじゃないですよ」
もりー「え？　リアリストに見える？」
後輩ちゃん「いいえ，単なるドリーマーです」

後輩ちゃん「もりーさんはなんでまだ独身なんですか。性格が悪いんですか」
同僚（もりーの同期女子）「甲斐性がないのよ」

もりー「もりーは熱狂的なカープ女子なので日曜日に広島に野球を見に行くために月曜日お仕事を休みます」
後輩ちゃん「熱狂的じゃないでしょ。てか，カープじゃなくてスワローズファンでしょ。てか，女子じゃないでしょ」
同僚（もりーの同期女子）「いちいち，そいつに突っ込まなくていいよ」

後輩の小娘「なんで，もりーさんは人妻か未成年にしかもてないんですか」