/id:spectre_55

↓うわー、なんか感情にまかせて携帯から書きなぐったら何か自分的にイマイチだ。
後で推敲のため消して書き直すかも知れません。
読んで下さった方、すみません。

＞「ワタシには性的に価値がある」
＞＝「だから、ワタシが相手に何かすることは、相手にとって得にこそなれ害になんてなるはずがない」
＞ってとこに乗っかって、自分の行為の加害性を否認してるような気がするからだ。
この部分、男女に限らない気がします。
セクハラの加害側に回る人間は誰でもこう思ってそうな気がする。

あ、「性的」には限らないかも知れない＞価値がある

男性加害者の場合、
｢俺と一発ヤれるなんてこんなに嬉しいことはねえだろ？｣
とかいう場合も勿論あるんでしょうが、
それよりはなんつーか、
自分には｢力｣(権力・経済力・腕力etc)があるから、
俺より弱い被害者は反抗できんだろうとかそーいうケース、
｢セクハラ=パワハラ｣的な方がどちらかと言うと目立つような。
もちろん女性加害者の場合も、
｢アタシと一発ヤレるなんてむしろ感謝してもいいぐらいでしょ?｣
だけじゃなく、パワハラ的要素が絡むことも多いでしょうけれど。

↓の文章、
レスをつけて下さった方がいらっしゃるので消さずに残しときます。
消すとたぶん脈絡がわかんなくなると思うんで。
で、この文章は実はとある文章へのブクマコメ…
には到底おさまりそうもないので(長さ的というよりは感情的に)、とりあえず書き殴っておいたものなのですが、
当該文章へのブクマコメへの正式な補足というか、
そこからリンクを貼る文章を改めて上に書いておきます。

http://yuki19762.seesaa.net/article/81722364.html
↑について。

yukiさんがお書きになっている通り、女(に見える外見)として生まれ落ちたが最後、否応なく自分の性的側面に(ヘテロの男の価値観から見た)値札がつけられてしまうということ、そういう暴力的な状況に女性は置かれているっつーのは事実だろう。
でもそれで、
"若く美しい女（知り合いはそうだった）と寝たのである。彼女の裸を見たのだし、それに触れたのだ。金を払うのが当然だろう。"
つまり、女がやったことの加害性については棒引きされて当然、とか言われるとなあ。到底賛同はできんなっつー…[全文を見る]

映画でもマンガでも(俺はあまり見ないが)ドラマでも、
あるいはバラエティーでもなんでもいいんだが、
｢こいつちょっといい感じな気がする…｣
と思って見ていたキャラクターだったり、人物だったりが、
昔惚れてた相手とか、ちょっと惹かれていた相手とかと、
どこかしら似てるところがあることに気付くと、
なんか苦笑する他ないというか、一人で照れるというか、
そんな気分になったりするものですね、

…とか30代も半ばを過ぎてから気付いてんじゃねえよっつの。

…｢美しい女性の外見｣に、
個人的には大した価値を認める事ができない俺が、
女装や化粧にさっぱり身が入らんてのは、
水が低きに流れるくらい当然のこと、なんだよなあ。
男がしてておかしくないくらいのスキンケアはしてるけどね。
(とは言えそれですら、始めたのは30超えてからだが)
つーか一般ヘテロ女子の感性がさっぱり分からんのもこのせいか。
｢理想の女性像｣?
｢女｣って時点で既に理想も何もあったものか、と。

http://timiss.net/spectre_55/

…確かにある意味足りてないけどね、｢肉欲｣。

GIANT KILLING 占い：spectre_55さんの診断結果
http://bluesnap.jp/character/result.php?name=spectre_55&uranai=Umuq2ew

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外見カルロスで中味は椿、て。
外見ゴツいけどヘタレだと。そうですか…orz

過去のトラウマ(のきっかけになった出来事)について語るのは体力が要る。
というか往々にして、それを他人に語ったり、文字にして書き綴ったせいで、
後遺症真っ最中のような状態に、一時的に戻ってしまいがちだと思う。
自分ではとっくの昔に克服したつもりでいても、だ。
…まあそれでも、そうして語ることができるようならまだマシなんだけれど。
本当に深刻なヤツは言葉にすら出来なかったりするもんなー。
俺も最近ここで、俺の身にかつて起きたことをたまに書いているけれど、
それは｢書くことが可能な事件｣の範囲内なのよね、あくまで。

…｢男でなくてよかった｣って心から思えた事はあるんだけど、
｢女でよかった｣と心から思えた事はあんまりないんだよなあ。

http://h.hatena.ne.jp/torly/9236539713971763024
id:torlyたんが教えてくれたこの↑話、
つまりは史実ではクライドは｢不能｣ではなく、
そもそも女=ボニーを性の対象にしない｢ゲイ｣だった、
(少なくとも強盗を始めた事件では)って事らしいが、
…もし今この話を映画にするなら事実そのまま、
つまりはボニーはクライドとその恋人(セフレ?)の男と、
三人で強盗行脚を始めるっつー、
｢きらきらひかる｣を強盗ロードムービーにしたような話、
の方が断然面白くね？
つか、この三人がそうするに至った事情とか心理って
めちゃめちゃ興味が沸くんですが。え、俺だけ？

↓の話(ボニー&クライド)と関係あるよーなないよーな話。
たまーに思うんだけど、俺は何故｢腐女子｣というか
コアな｢腐属性｣の持ち主にならなかったのかなあ？と。
｢女嫌い｣で、フィクションでも野郎ばかりの話が好きで、
若い頃の友人知人の｢腐女子｣率ものっそい高くて、となれば、
当時友人が言ってた通り｢染まって｣ても不思議じゃないのに。
自己分析して思い当たる原因といえば、
・｢801なんて女のやるこった｣という偏見(……)
・そもそも｢恋愛(性愛)｣に対する嫌悪・不信が強すぎ
・人としてヤバすぎる｢腐女子｣を見てビビった
…ぐらいなんだけど、
今にして思うと、そういった｢妄想｣としてでも、
｢性｣を楽しめるというのは豊かなことなんじゃないか、
という気がしてなんかちょっと残念なんだよね。

自己レス。
まーそないゆーたかて性嗜好(&指向)てのは、
個人の意思ではどもならんのですがー…
カップリング話に付き合うことはできても、
そこに俺個人の｢萌えー!!｣は絡んじゃくれんのよな…
フォエグザンポー、映画｢キリング・ゾーイ｣見ててもさー、
事件の結末がつくシーンのあまりのヤラしさに、
夜中一人でうろたえるぐらい反応してはいたけど、
じゃーゼッド(エリック・ストルツ)とエリック
(ジャン・ユーグ・アングラード)のあーんなシーンを、
脳内で妄想して&萌えられるかつーと そ れ は 無 理 だ っ た 、
という。

腐女子になるかならないかは、spectre_55さんが挙げてった条件にプラスして、創作欲というか創作本能というか、なんかそういう「つくる」ことが関わってるような気がしてる。うまく説明できないんだけど、書く人と読む人の距離がかなり近いなあという印象があります。
SF含め他のジャンルがどうかはよく知らないんだけど。
あいかわらず直感だけでもの言ってますが(^_^;)
あと、
＞｢恋愛(性愛)｣に対する嫌悪・不信
は、むしろ強い人の方が多い気がする。信じてないから信じたいというか。

>書く人と読む人の距離がかなり近い
これはそうかも、というかそう｢だった｣かも。俺の友人知人の腐女子はたいてい、
二次創作の801物とかオリジナルのBL話とか書いてたなあ。
近年は商業BL雑誌とかがいっぱいあるので、
JUNEくらいしかなかった当時とは違い、｢読み専｣も多いようですが。
恋愛(性愛)嫌悪・不信に関しては、それがどのような形で現れるかという差、なのかもと思います。
性暴力被害を受けた後、カジュアル･セックスに走るか、
性的なものを頑なに拒絶する方向へ行くか、みたいな感じで、
嫌悪や不信があるのは同じでも、
それが故に性表現を求める人と、
そうではなくなる人が居るのかなあと。俺は後者かな？
(でもこれBL/801ジャンルには限らないかも)

なんだろーなー、｢その先｣としての色事は別に要らん、のよね。
↓で挙げた例で言うならば、エリックとゼッド(ゼッドとエリック、か?)の関係性は、
映画に描かれている分でマジ腹いっぱい、
そこに色事があったらトゥーマッチ、というか。
そういえばボニクラといいキリンゾーイといい、
なんか犯罪(ロード)ムービーの話が続いてますが、
｢テルマ＆ルイーズ｣見た時、女同士の話なんだけども
リドリー・スコットの映像が好きなのもあってかなり楽しく見ていたんだけど、
ラストの女同士のキスシーンで一気に盛り下がったのを思い出します。
ビアンの方々はあれに拍手喝采したらしいが、
俺としてはあのシーンはマジで邪魔でしかなかったっす。
要らんだろ、それ…としか思わなかった。
…ホモソーシャルをホモセクシャルに読み替えるのが801なら、
俺はホモソーシャルだけで満足してしまうのかもなあ。

そういえばどっかで、｢腐男子｣は｢801･BLを嗜む男子｣で｢百合･GLを嗜む男子｣ではなく、
｢腐女子｣と完全な対義語ではないのはなぜだとかいう話が出てたが、
その辺にあんまり詳しくない人ら(主に男子?)の間で、
｢腐女子｣という語が｢801･BL嗜好｣から離れて、サカーで言うところの｢ギャルサポ｣的な、
男子をもっぱら恋愛のあるいは性的対象としてのみ見たり扱ったりする女子、
を指して使われていたりする例とか、を合わせて考えたりするとなんか面白い気がするんだけど、
いくら俺がタイプ早い上ヒマをもてあましていたとはいえ流石に時間切れ。
…そういえば女性向け同人誌のR-18規制も問題になりつつあるようだけど、
女性がいろんな方面・方法で｢性｣あるいは｢エロス｣を享受すること、
に関する問題がいよいよ表面化しつつあるのかね。

『セルロイド・クローゼット』で『テルマ＆ルイーズ』についてインタビュー受けてたスーザン・サランドンが、
「『明日に向かって撃て』の二人も最後にキスしちゃえばよかったのよ」
つってたのを思い出してしまった。
女は男同士の友情を愛情にしたがる、男は女同士の友情を愛情にしたがる、というところがあるのかしらん。
一方ではっきりビアン小説の『フライド・グリーン・トマト』が、検閲怖がって女の友情ものに変えてしまったのもおもしろいところですね。
↑これも『セルロイド・クローゼット』で知った話だけれども。もっぺんあの映画見るかな。確か手元にビデオがあるはず。