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四畳半神話大系 #2 映画サークル「みそぎ」鑑賞中
「まるで湯水のごとくフィルム使うとか」
「ものすごい金持ちだ」
「ちッ、ブルジョアめ」
「しかもあのロールのサイズは 8mm ではない」
「16mm だな、ブルジョアめ」
「ブルジョアめ」

「北風と太陽ってさ、妙な話だよね」
「北風が強く吹いたら桶屋が儲かる」
「じゃなくて。暖めた方がコート脱いでくれるってわかっててもさ、北風は吹くのやめたって暖めることはできないじゃん
もしかして負けるとわかってたとしても、北風は強く吹くしかなかった」
「太陽は絶対に負けない勝負だから挑んだのか」
「汚い」
「さすが太陽、汚い」

「猫島ツアーと馬島ツアーのポスターが並んでるとさあ、馬島には馬がいっぱいおるみたいやね」
「じゃあなにか、（北条）鹿島には鹿がいっぱいおるんかーーーおるな」
「やろ？ 馬島も人より馬のほうが多いよ多分」

おいでよ！どうぶつの島

「コップをいくつかしまっておけるケースが欲しいんだよ」
「蠅帳はどう？」
「そう、さっきから蠅帳みたいなもんないかな、とおもって見てるんだけど」
「季節ものだから夏のはじめじゃないと置いてないんじゃない？」
「え〜？　夏だからってこの店で蠅帳売ってるの見たことないよ」
「そうだっけ？　もう少し探してみよう」

「もしかすると、気がつかないうちに蠅帳の産まれなかった時間軸に移動してしまったのでは」
「なるほど。　これは大きなビジネスチャンスですよ」

「し、こ、ろ、も、う、と」
「いもうとごろし」
「とうもろこし屋台だよ」
「ご当地B級グルメ」
「これは違うから」

「いただきますにポストしなよ」
「今日はあなたがしなよ〜、同じメニューなんだし」
「違うアングルだからいいよ、二人とも投稿しよ！」

「あさりよしとおの短篇集でてる」
「買う？」
「お金ないから今度にする」
「じゃ私買おうか。で、読み終わったら貸してあげるよ」
「どっちでもいいよ」
「買うよ。で、読まずに放置する」
「ひでぇ」
「袋も開けずに放置する」
「なんの目的で」

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A「このお財布かわいー」
B「いいね。でもこの色しかないのかな。」
店員「いらっしゃいませ
こちらはほかにピンクとグレーもあったのですが売り切れてしまいまして。
カップルでペアでお持ちになる方もいらっしゃったんですよ」
A「リア充しね！」
B「えっ」
A「えっ」
店員「えっ」

「お腹すいたね」
「ファミレス入る？」
「ファミレスよりもうちょっといいとこにしよう」
「ファミレスよりちょっといいとこ………
………モスバーガー？」
「それだ！」