『私家版』ジャン=ジャック・フィシュテル(著) 榊原晃三(訳) 創元社推理文庫 昔、テレンス・スタンプ主演映画の予告編を見てずっと気になってたもの。ちなみに映画も結局見てない。あらすじは、その予告映像からおよそ想像がついたものだったのだけれど、それでもよかった。映像向きとも思う。 青春の光の象徴と影の象徴の愛憎劇ともいうべきだろうか。二人の関係のやらしさというのか、なんかある意味スケベイな小説だったようにも思う。 テレンス・スタンプ似合ったろうなあ。