普通とか一般的っていうのは謎で、たとえば他の人がやってないことをなぜしてるのか・やってることをなぜしないのか、もしくは、他の人は知ってるのになぜてめえはそれを知らないのか、という作為・不作為もしくは不知の責めの言葉と一緒に出てきます。おそらくその「ふつう」「いっぱんてき」という人は善意であって牧羊犬が単独行動しようとする羊を群れに戻すように諭すつもりなんだろうな、というのは容易に想像できます。
その場で多数の人が少数の人に対してさも当たり前のように「しきたり」みたいなものというか「無言のルール」を当てはめるようなことを言う、ってことがあります。それが普通とか、一般的にってことにつながってくんだろうな、と。
いくつもの解があり得るときに、一つだけの解しかない、というのはほんとは一般的でも普通なんてこともあり得ないのだけど、ここらへん、普通とか一般的っていう「答えが一つしかない」てのが幅を利かすのは、代数とかを筆頭に数学の素養をみんな忘れちゃうからだと思う。
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