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自分(id:gustav5)のことを語る

太宰の作品に「誰」ってのがあって、若い学生から「サタン」っていわれちまう。否定しようとするんだけど、よくよく考えるとおのれの所業は悪魔ではないか、とおもえてしまう。作家の先輩や奥さんやファンからも悪魔呼ばわりされちまう。ものすごく滑稽にかかれてるのだけど、言葉の通じなさとか微妙さからくる絶望ってのが文章からじわじわって湧き上がってくる。滑稽と絶望は表裏一体ってことがるんだけど、物語とか文学とかが怖いのはそこらへんっていうか、って、おれ「ほうがくぶ」に「あ」がつくので、文学は語れないが。